釣り・・・諸感



ハゼと土鳩
 
1人乗合船 
夜釣り 
マゴチの間 
ダンゴと黒鯛 
フナと仲間 
麦イカ釣りと鮫
漁師の釣り
アジと白ギス
 
太刀魚 
遠征のアマゴ 
下町のデキハゼ 
漁船「まさえい丸」 
釣目と大キジ 
小ブ釣り・・・2, 
鵜原の釣具
夜明け・・・2, 
ヤリイカ船団 
手ビシとアジ 
真サバとイナダ 
花鯛五目 
メジマグロ 
小さな小さなタナゴ釣り 
春の海 
パラパラ仕掛け, 
タナゴ釣り・・・2, 
トビウオと沖メバル 
荒れた海 
荒れた釣場と乗っ込みフナ
ヤマベがアユに 
クーラーから溢れるハゼ
一隻でカッタクるカツオ 
出船の海 
雪積もるイワナ釣り 
妻とのテナガエビ 
友が倒れる 
フナ,最後の穴場を拾う 
水温異変とハゼ五目釣り 
我が町のハセ釣り大会 
ヤマベの穴場 
5束のハゼ 
大サバとカツオ 
漏れ出した釣船 
マンボー 
変わるハゼの縄張り
外海のカレー五目釣り 
06年,最後に見付けたポイント
一握りのコマセ 
川鵜の驚異
望むハゼ釣り 
パーフェクトのヤリイカ釣り
アホウドリ 




子安,中外倉庫,

金沢八景,米元釣船,ニベ五目釣り,
大黒新堤,メバル釣り,
新山下,黒川本家,
清水,原金つり船,黒ダイ釣り,
焼津木屋川,若波釣友会入会,
網代,高仙丸,麦イカ釣り,
江見,茂丸,アジサビキ,イサキ釣り,
鴨川浜萩港,半七丸,浅草帽釣会,
浦安,吉野屋,
南信,矢作川水系羽根川,
塩浜,汐見運河,
鵜原への道,大陸棚釣り,
漁船,まさえい丸
外房大布川(上野釣喜会), 八日市場用水(若波釣友会),
漁船,まさえい丸,
鵜原,大陸棚釣り, 勝浦沖,イサキ,スルメイカ釣り,
鵜原,御宿沖,大原沖,
走水,高司丸,
鐙摺港,隠居丸,カッタクリ釣り,
大原,山正丸,ハナダイ五目釣り,
鵜原,ムツ釣り,
鰐川,根三田舟溜,
鵜原,水中公園沖,イサキ釣り,
鵜原,ムツ沖釣り,
北浦,下田舟溜,
鵜原,御宿〜大原沖,スルメイカ,アジ,サバ,底釣り,
鵜原,豊浜沖,底釣り,
与田浦北水路,若波釣友会,
湯元,早川支流須雲川,連合睦会,
市原,椎津川今津川,若波釣友会,
鐙摺港,隠居丸,カッタクリ釣り,

鵜原,釣れぬ海,アジ,カサゴ,メバル釣り,
釜無川水系御勅使川,
水元公園,
鵜原,キンメ釣り,パラパラ仕掛け,
佐原側高水路,若波釣友会,
子安第三小派川,
台東四丁目,第1回墨田川ハゼ釣り大会,
萩間川,若波釣友会,
子安,第三小派川,
外房,鵜原沖近海,
岩井高崎港,くめ丸,皮ハギ釣り,浅草帽釣会,
鵜原沖,ヤリイカ釣り,

マハゼは?
鹿島新港,豊丸,
いわき藤原川,ヤマベ釣り,
清水巴川,ヤマベ釣り,若波・帽釣会合同,
TBSニュースを見て,
自宅にて,
鵜原,勝浦沖最奥部,
自宅にて,



       ハゼと土鳩


   製本会館でハゼの会話から,小野寺氏と共に篠沢氏から陸ハゼ釣りの指導を受ける。
     場所は子安,エビス運河である。

   子安周辺は社有地に囲まれ,中外穀物倉庫は地元でも知る人もいない,暗黙のポイントとなっていた。
     東京湾横断道路工事の警備艇が駐留している。それ故,時期と共に沖合にハゼ落ちるも,落し込みで良く釣れた。


   一日中,平均的に食う。
     ヘチ釣り,水深あるも,竿2間半の穂先が少し出る。入れると直ぐアタリ,大きく引き上げればハゼは手元に届く。
   長竿でのヘチ釣り, バランス良い引きが心地良い。
飽きる事なくアタリが続いた。その痛感さ。
     今までの釣りとは違っていた。長竿でヘチに落す。そのアタリを竿と腕で取る。リール使用とは異なり桁違いに面白い。

   アタリが途切れず,不思議に思える程,釣れた。中学の頃,使用していた水箱も見る見るハゼで埋まる。
     深いがアタリは明確,その上アタリの感触が心地良い。竿を上げると又,竿に重みを増した。
   型は国際埠頭に比べると,見るかに小さいが群の濃さは抜群である。数釣りのメッカになりそうだ。
     もう次の釣行も考えていた。


   手に包み込むとハゼの温もりが良い。恵比寿運河,独特の江戸前,飴色の艶のあるハゼ,
     月島より美味そうなハゼである。それが水箱を埋める。

      土鳩
   昼頃,釣りしていて,目と鼻の先で土鳩が海に落ちた。
     羽をバタつかせ溺れる。見るも無残で入れ食いの場所を譲り,その場を離れた。
   今朝,妻が嫌な夢を見た。溺れる姿を私に移し,出掛けに気を付けるよう忠告を受けたばかりである。
     何の因縁か,帰宅して福雄さんの義父,亡くなった事を知る。

   翌週も通い,今シーズンは10回の釣行であった。
     暮れの仕事納め後でも一束を超え,1月中旬まで釣れる。初めての入川より入れ食い状態が続いた。
     御徒町より高速で30分弱,月島に出向くにも25分は費やす。良いホームグランドとなった。
                                                                    91,10,10,子安第二小派川,


       1人での乗合船


   初めて1人行動で不安が付き纏う。前回の釣行と交通を含め,釣宿,種目も同じにした。
     先ずは1人で出向きたかった。全てが分からぬ間々,分からぬ事は船頭に聞く。
     出船前,釣り座も決まり,竿を出す仕度の仕草にも心は踊っていた。

   釣人多いが全体的に釣れず。前回より釣果はあるも,両隣りの釣人に聞く事が多かった。
     知る楽しさを覚え好奇心に満ち,誰にも尋ねた。

   早めに揚がり,船宿で軽い正月祝いを催す。ニベの唐揚げとキスの天婦羅がでた。
     そして御屠蘇に毛の生えたような酒も。私はお替りを願う。

   その後,3回通い通算5回目,4月03日に竿頭を取る。翌94年には本当のニベと別け,シログチ釣りに統一された。
     妻は私の釣果を歓迎するも,悪の取り方を憶えたが,淡白過ぎる味は子供の弁当用フライとなる。

                                                          93,01,03,金沢八景,米元釣船,ニベ五目釣り,


       夜釣り,


   大黒埠頭が夕方で閉鎖され20分程歩く。初めての夜釣り,加えて初めてのフカセ釣り,まず仕掛けから手間取った。
     おぼろ月の意外な明かるさとペンライトを頼りに,仕掛けを付けるが,手間ばかり掛かる。
   闇と初めての釣り,全てが実践で初めてである。焦る程,動きは鈍くなる。
     足場がテトラと悪い上,根掛かり多く,釣る動作は更なる時間を費やした。

   8時頃,メバル船が目の前に4〜5隻並ぶも,竿上がらず,釣船は直ぐに移動した。
     ケミホタルから見る小さなアタリ。小さ過ぎるカサゴが連続3匹掛かる。
     それを外しエサを付けるのが,慣れず又大変だった。動くモエビには明るいエレキを必要とした。

   忘れた頃,根掛かりを避けて投げた途端,アタリと共に竿が弓なりになる。
     初めての磯竿5.4が,弧を描き更に大きくひねった。荷負1の長竿の弓なりは凄い。手元に充分の手応えを伝えれくる。
   ヤッタと思うも,手元にくるまで分からなかった。月明かりで大きな黒メバルを確認する。
     これから夏に掛け,水温の上昇と共に魚は大きさと数を増すとの事。


     現在は大黒釣り公園になっている。
                                                               93,05,04,横浜大黒新堤,メバル釣り,
                                                                               諸感Top,


       マゴチの間


   前日,2階の窓から道糸を落とし両軸リールの回転数を憶える。
     そして当日,早めに佐々木氏と出発,活ハゼを求め桟橋で釣るもアタリはなかった。

   本牧沖水深10m,濁り強し,茶色に染まった海,マゴチは本当に居るだろうか?
     赤エビで初めてのアタリがきた。15数えるも,間が短か過ぎバレる。
     期待が大きかっただけ,バレの落胆も大きい。竿は確かに重みを伝えたが,初めてのアタリは誰もが早く数えてしまうそうだ。

   船頭の横に座り,指導を受けた。ヒラメの半分,ゆっくり数し竿を立てるよう忠告を受ける。
     タナは正確に底より10cmエサを上げ,何度もタナを取り直す。

   中盤で食う。
ゆっくり15数し竿は弓になった。マゴチの引きは,思いのほか強い。
     両手で竿を支え耐える。焦るなの声が飛び,でかいマゴチが海面に姿を現した。初めて釣る大型の魚,アタリは以外と小さかった。
   タモに入る前に釣れたと喜ぶ周りの釣客。船頭も笑い顔を見せ,まだ釣れると茶化す。
     最後に佐々木氏にもきた。見ていても惚れ惚れする引きだった。

     帰宅後,さばけず近くの魚屋に頼む。以外にも刺身捌き料¥1800を取られ頭も骨もなかった。
                                                                             93,06,20,山下,黒川本家,


       ダンゴと黒鯛


   忘年会を抜け早めに帰宅すると佐々木氏が,もう迎えに来た。これから清水まで向かい,車中で仮眠し黒ダイを狙う。
     寝ていて良いと云うが。仕度は万全である。忘れ物がないよう飛び出した。
   カセに6人が乗る。ダンゴ釣り,大量のジャリが運ばれオカラや集魚剤も積まれた。
     一見して何しに行くのか分からなくなる。仲間が手際良く物事を進めている。

   
初めてのダンゴ釣りに悩む,マゴチ釣りにダンゴを付けて釣る難しさが有る,
     ジャリを含めた硬さは,底に着き割れるバランスが必要。そして割れて出てきたモエビを食う。
    1時間はコマセ撒きで黒ダイを集めると云うが,根気のみ。美保の松原を背に,前は雪富士と景色は素晴らしい。
     外道もなく単調過ぎる釣り,アタリもなく飽きる釣りが続いた。
     竿を出すも全員にアタリがない。ジャリのダンゴで釣れるはずないと,まだ半ば疑っている自分が居た。

   途中でコノシロが回遊してきたので別竿をだす。サビキに面白い程,ネンブツダイ,アジ
,コノシロが掛かった。
     皆の土産にとフル回転で竿をさばく。イワシと同じで新鮮さ抜群のコノシロは美味い。
     コノシロはコハダに比べ味がおおざっぱに思えるも,酢を加えれば小骨も柔らかく美味かった。

   今回は深場の大型狙うが? 船中6名,黒ダイのアタリも0,
     飽きた終盤,私にアタリあり。大きく弓なりに動く竿,タイと感ずるも良き外道アマダイがでる。
     ジャリのダンゴ釣りでである。

   カセと呼ばれる小舟を親船が曳き,清水港内のポイントに案内する。玉網,イケスは舟に装備されている。
     昼食,その他,タイ釣りに関する注文には出前船があった。釣れれば大名気分を味わえただろう。贅沢な釣りでもある。

   この釣りの最大のコツは,コマセの握り方にある。オカラをベースにしたコマセにモエビを付けた針を入れ,テニスボール大に握って沈める。
      理想は団子が底に着くと同時にパカッと割れ,中のモエビが飛び出す事。
   慣れぬうちは
硬めに握り,底で団子が割れるのを待つ。兎に角,餌が底に届かまければ勝負にならない不思議な釣りである。
      オモリはジャリ入りのダンゴである。
                                                                            93,12,12,清水,原金つり船,


       フナと仲間


      若波釣友会入会
   若波釣友会々長,田中氏より色々な釣りを1年間憶えろと,入会を薦められた。
     1年間は続けるように。そしてハゼ以外の川釣りも覚えるようにと。
   この数年,秋になると毎週の如く子安へハゼ釣りに通っていた。
     それを見ていた田中氏が目を止めたようである。田中氏は我家の4軒先,隣りである。

      フナ釣り
   昔,信州の伊那,叔父さん宅前の小川で網を落し,素足でよくフナを獲った。
     今回は会長より仕掛け,釣り方の指導を受ける。エサの付け方とポイントで一荷がきた。
   焼津,木屋川のフナ,釣果は潮の満ち引きに大きく左右される事も知らされた。
     潮の逆流により,真冬でも,ある程度の水温が保たれている。


   桜並木左岸,桜は満開, 枝に竿が絡まぬ所を選び,春の暖かい陽差しの下,竿をだした。
     穏やかな花イカダの流れ, その先,対岸のヘチに流すと間を置かず引き込んだ。フナ独特の引きが心地良い,群をなしよく掛かる。

   大きな黒く群がる対岸に向かい7,8人が並び攻めている。そして竿が弓なりとなる。
     腕も何もない。対岸のポイントに仕掛けを落せば,引き込み浅場のせいか横走りをする。
     初めての私には堪らない引きが待っていた。
本格的なフナ釣り,小型が多いも入れ掛かりが続いた,一荷4度も。

   ここ2年,キス釣りには誘われ臨時で参加していたが,無視されていた。
     今回は釣り場でも,帰りの車中でも言葉も掛けられた。そして解らぬ事は優しく答えてくれている。
     仲間になった気が芽生え始めていた。

                                                                       94,03,27,焼津木屋川,
                                                                               諸感Top,


       麦イカ釣りが鮫に


   同期,駒田君の叔父宅で朝食を御馳走になり,叔父さんの世話で網代の漁船をチャーターした。
     初めての麦イカ釣り,船頭は大丈夫と乗り込むが? 無口で不細工な長老の船頭だった。


      イカ釣り
   船中,船頭に釣り方を聞くも,仕掛けを海に落とせば釣れるを繰り返す。
     水深100m,初めてのイカ釣り,全て借用,下調べもなく釣り方も分からい。聞くも落とせば釣れると。

   船頭は1人釣り, 2人とも1杯も掛からず,
イカが釣れると乗り込んだものの,2人ともイカ釣りの知識はまるでなかった。
     底に落す事すら知らず。2人で見習い釣るも,掛かりは一度もなかった。
     更に尋ねると船頭は黙り込んだ。駒田君は諦めている。


      活エサ釣り

   2時間,誘うも釣れず,イワシの活エサ釣りに変る。彼には,でかい石鯛釣に活麦イカを付けた。
     1本針で海に落し,ナギの海面を睨み,アタリの反応を探る。今度こそ何か来いと。

   暖かい陽差しを浴び,風もない。釣れぬも長閑に小船に体を伸ばし,目だけは何か1匹でもと海面を覗いていた。
     私の竿が引き込まれた。凄い力がヤリイカ竿の穂先を潜らせ両手と脇に力が入る。
   暫らくは引きぱなしで支えるのみ,とてつもない重みが加わりリールを捲く余裕さえない。

     引きが凄い,腕はしびれ潜る魚に,捲くリールは鈍く動かなくなった。徐々に上がるも魚は何だか分からない。

   船頭が見えぬ魚を見て「
サメだ,」切れと叫ぶ。他の魚が逃げるから道糸を切れと。
     冗談ではない。初めての大魚,見るまで上げたいとリールを捲いた。捲けぬリールに馬力がいた。
   凄くスローに思える捲きが更に重みを増し,気は弾んでいた。何でも良い上げたいと。
     そして釣りにならずと,再び船頭に幹糸をぎりぎりで切られた。一瞬のでかさは分かるがメイターを超えていた。
     怒るも,船頭は再び無言でイカ仕掛けを我々に渡された。


   帰港してタモを渡された。それで船底のイカをクーラー一杯に詰めるよう。
     中には赤イカが混ざり,このイカの方が柔らかいと船頭は初めて笑った。
     そして叔父さんからもアジ1ケースを土産に頂いた。釣れずして帰りはアジ,イカで満杯となる。

                                                                       94,04,31,網代,高仙丸,


      漁師の釣り


   将棋の仲間,天角氏に江見の沖釣りに誘われた。毎年通うと云う彼に沖釣りの基礎を学ぶ。
     竿,洲ノ崎270と中型両軸リール,小船2000を購入,釣り道具も増えだした。

   夜明けに江見港を出る。凪の大海原を進むこと1時間半,見渡す限り水平線が続き,茂丸1隻がそこ中にいる。
     水は澄み,真夏の青空だけが水平線を被っていた。他船は何処にも見当たらなかった。

   前半はアジのサビキ釣り。船頭からバケツを使用しないよう助言を受けた。朝方の1,2流しが勝負で時間がないと。
     釣れた魚は甲板に振り落とせ。回収は全てを終えた後で。

   水深120m,タナ60mがポイント,アタリ弱いが五目釣りとなる。手巻きの竿に重みを増し,竿を上げる期待に満ちている。
     サビキにはアジ,サバ,イワシが連なり,イワシも25cmと大きかった。

   手元で外した魚が足元で飛び跳ねた。色々違った魚があっちこっち船上で跳ね回り,漁師のような釣りを楽しむ。
     私の釣り上げた魚が周りを跳ね回る中,再び仕掛けを投入した。甲板には常に魚が踊っている。

   魚が跳ね,その脇で釣る釣り醍醐味を味わっている。バケツに入れないだけの違いが,豪快な釣りに思えた。
     その後,近海に戻り,初めてのイサキ釣りに挑む。

                                                                94,07,16〜17,江見,茂丸,アジサビキ,イサキ釣り,


       アジと白ギス


   前先週,12日の若波釣友会は,台風後の底荒れで釣りにならず。釣果は悪かった。
     今回はトモを取るもオモリ15.20.25と変えるが,潮の流れ早く更にキス釣れず。
     深場,浅場を往復し船は良く走った。移動の時間が多くなり,釣る間が欲しくなる程走る。


      アジ
   前回の白キス釣果が悪い事もあり,再び誘われ田中氏に相談,前半アジサビキと決める。
     小雨の中,浜萩港先にはアジ船が3,4隻出ているも,浜沖ではアタリが取れなかった。

   半七丸の船頭は無線でタナをアジ船に問ってくれる。
     底より4ヒロ, 波強くなり,アタリ取れず。ウネリが増し海上は荒れだした。
     仕掛けを落すのは私のみ,隣り藤本氏のキス仕掛けが飛んでくる。

   アジのアタリは全くなく釣果0,諦め出した頃,海は更に荒れ出した。ウネリと風が増し,波は高くなる。
     波高く危険と船頭は判断, 加茂川河口,堤防内の浅場に逃れた。


      キス釣り, 

   後半,9時40分キス入れ掛かり,本日の2/3を釣り上げた。浅い上,仕掛けを落とせばアタる。
     全員が釣れている筈である。これからは手返しが勝負になる。この一時を境に競技に参加する事にした。
   時間との競争が始まった。型も間々良い。朝から釣れば4kは越えた筈である。
     アジ釣りと違い,忙しくなった。今までアジを釣っていた為か,隣りの仕掛けが暫し前を飛ぶ。
     時間がない。もめるより真後ろ1本で投げ込んだ。

   堤防の外は更に荒れ出した。船上からも波のウネリが覗められる。
     それに比べ,ここはナギのようだ。全船が集まり竿をだした。

   更に入れ掛かりとなる。底は砂地,アタリは明確にでた。
     10m位の投げが良い。遠投は手返しを悪くする。黙々釣る事40分,手が良く動いた。
     凄い追い上げが始まった。浅場ゆえ,手返しは更に冴えバケツにキスが溢れだす。

   外道はない。針を呑み込む事もなく,楽しむ暇さえない程,食い良く忙しさが増した。
     もうエサ付けも雑である,バランスを崩さず釣る事が大事に思えた。0から上位に入りそうだ。
     アタレば竿上げスピードは普段より早い。外すキスと刺すジャリメ,連動させて,一荷釣りは諦める。

   1時間強の釣りで,2kを超すも,今日は朝から食いが立ち,上位は望めなかった。
     地元でアジ釣れると知ると,まだ両叉を掛けていた。競技より多種な釣りができる,欲の方が勝っていた。
     結局,キス釣れ続く中,外房は荒れ,30分繰り上げ鴨川港に避難した。

     (5日のジャリメは生きているが,極端に食い悪い)餌2不足, 2本釣ハリ7,(小さ過ぎた), 
       
Tとの比較,仕掛けの長さは同じだが,3本針9,テンビン真近に1本,  キス2.645k,13/24位,ヒタヒラメ,

   ねりと共に海荒れだす。浜萩に戻れず,
鴨川港へ避難した。
     入会し検量はキスのみ,次回よりキス1本に専念するよう藤本氏より忠告を受ける。

     その後, 99,06,06,鴨川,4艘で庄次郎丸,1/32位,
                                                                            94,10,16,鴨川浜萩港,半七丸,
                                                                                   諸感Top,


      太刀魚


   浦安から走水沖まで片道1時間半,東京湾を縦断,長い旅の後,観音崎沖へ出る。
     もう太刀魚船が湾口を埋めていた。

   タチ65m, シャクリ上げアタッタ後のタチウオの動きは凄い。強い引きの後,殆どに早い食い上げがある。
     道糸が浮く感じになり,この時ばかりは,目一杯リールを捲いた。そして又引き戻しがある。
   1荷が掛かると80cmでも引きが強い。一時,手動の手が重く動かなくなった。
     m級は更に凄い。浮き上がりの後,竿が落とさせられそうになる。魚との力比べが始まった。

   そして
特厚のタチウオが船上に跳ね上がる。20cmの違いは,引きもそうだが,何倍の厚みをも含んでいた。
     鏡が反射するような煌き輝く白銀の魚皮が,船上に踊る。新鮮そのもののタチウオの肌が鏡のよう舞っていた。
     それは直ぐクーラーに納められなかった。跳ね上げる力が強力過ぎ押さえるにも苦労した。

   シャクリにも馬力がいる。アタッてからの腕力は更にいた。アタッた満足より,これから太刀魚との掛け引きが凄い。
     それが面白くもあるが,甲板に上げるまでは緊張が走り,上げてホットすると共に最後に溜息がでる。


   太刀魚,群団船の凄さに保安船が航路の整理に出る。湾口に集まる群団は航路をも埋め尽くしていた。
     名指しで叫ぶスピカーがうるさかった。その脇を大型船舶が悠然と通る。

   
後から思えば底釣りも試せば良かった。1人でも試す価値はあった。後半,クーラーはタチウオで満タンとなる。
      帰り船宿でタチウオの捌き方,実習を受ける。私の出したタチウオは立派であった。皮は添うよう取り,釣人皆で食べ美味かった。


                                                                        95,01,16,浦安,吉野屋,


      遠征のアマゴ釣り


   渓流釣り,釣り掘と違った初めての渓流釣りを楽しむ。中央道を西進,諏訪湖では路肩にまだ雪を残していた。
     ここから昼神温泉まで南下する。


   南信,矢作川水系羽根川,黒川で竿をだす。東京より4時間半,よくここまで来たものである。道中は長かった。
     平瀬橋付近で釣る。肌寒いが小雨に渓流は洗われ,朝モヤに被われていた。

   橋下は流れ強く水量は前年より多いとの事。竿6.1虎珀,オモリ4Bで流れの穏やかな対岸寄りを差した。
     流れに沿い目印を追うと,流れの境目に引き込まれるよう沈んだ。流れ強く初めてのアタリがでる。
   長竿が綺麗にしなり,待望のアマゴが姿を現した。初釣りである。山を越えて来た甲斐が初めて現れる。
     ポイントは同じ所,更に1匹を追加する。

   橋上,浅い荒瀬を流す。オモリ有るかないか程の軽さに替え。
     ハリスを踊らせ流すと,飛び跳ねるようハヤが掛かる。浅瀬ゆえ,なを更引きがよい。
     冷たい雨が,まだ続いていた。

   暖かい陽差しに変わり, 枝沢,小川川でイワナを釣る。
     川幅狭く枝木が谷を被っていた。トロもなくアタリなし。上流から小5匹釣った人に出会う。
     強い陽差しとなり川沿いに
フキの頭が顔を出していた。
                                                                95,04,04,南信,矢作川水系羽根川,



      下町のデキハゼ


   塩浜,JR京葉線,地下乗降口地点,
     ここだけは護岸がない。暑ければ土手の木陰に身を休め,釣ることもできる。
     東京で素晴らしい自然の環境が整っている。釣人が群がる事もない。

   我家より25分,都会の真中に素晴らしいオアシスがあった。
     自然その間々が残っている。幅300m前後,何故かここだけは護岸もされず残っている。
     干潮にはゴカイが獲れ,カラス貝がびっしり付き,4次のデキハゼ産卵がある。

   8〜13cmのデキハゼが湧き上がっていた。釣れなくなるとカラス貝を踏み潰せば又,寄ってくる。
     上潮の後,大型でるとの事。少し斑があるも,何処でも釣れた。

   竹竿9尺を手に入れた。カーボンと違い,硬さも良く直接手に伝わるようだ。
     潮が悪く早めに上がるも,若波のメンバー8名が集まった。これからここもホームラウンドとなる。
                                                                      95,07,23,ハゼ1.2束前後,



   だが初竿から3年目,新たに護岸され歩道橋が架けられる。
     完成後は釣り場として復活すると看板で示すもフェンスで囲まれた。

   そして新聞にも記載されだした。
     JR停車場は建売に変り,年と共に高層マンションが乱立,空地を狭め尽くす。


   ゴカイ,カラス貝の繁殖は薄れ,ハゼは居場所を失う。ここも昔の木場同様,全てを失い尽つあった。
     対岸の枝川は秋期でも,ハゼはまだ幾らか残っているが。
                                                                       04,06,20,塩浜汐見運河,
                                                                                  諸感Top,


      鵜原への道


   折原氏のグループに誘われ,初めて鵜原,大陸棚での沖釣りを体験する。
     前年に若波釣友会に入会し,折原肇氏に出会う。そして兄を紹介され
大海原に出向く事となった。
     仕掛けは折原,深野両氏に学び,沖釣りの道具は,殆ど宮腰氏より借用した。

   緊張と興奮の為か,港に着く前に久し振り車に酔う。呆れ顔が浮ぶ中,自分でも以外な事に船では酔わなかった。
     乗合船ではなく漁船である。今釣れているものを釣り,釣れなければ釣魚そのものを変更する。

   出船前,船上から小アジの群れをタマですくい,沖ではアジ,ヒラメそして電動で鬼カサゴに挑んだ。
     何にするも楽しかった。見守る仲間と船頭の会話が楽しくもあった。その上,帰宅後,自慢できる鬼カサゴを確保した。
     贅沢にも私の釣ったグロテスクな鬼カサゴが家族全員に,1匹ずつ大皿に乗っている。
                                                                    95,09,10,漁船「まさえい丸」,


      鵜原の釣目


   船頭は前日の釣果で,釣り種類を決めているが,初めから近海釣りと決めても,当日の状況,無線により釣るものが変ってくる。
     守谷沖から鵜原沖に移動するも,今回は大釣りの報告はなかった。

   乗合船と違い,釣れるものを釣る主義のようだ。
     仕掛けは回数を重ねるにつれ大掛かりとなる。浅場から深場仕掛け,そして無ければ船頭が使えと出してくる。
   もう1つの中型クーラーは仕掛けで満杯である。それを何時も持参する。
     竿もそうである。ただ他では味わえぬ釣りを,今回も楽しんだ。


      大キジ
   便について,小は大ドモ中央で出来るが大をする所がない。
     宮腰氏が私の所に飛んできた。船の移動を利用して大を打つと云う。

   左舷,大ドモ角に小さな穴がある。
     そこは常に岩壁に着岸する折,クッションととる大きな発泡ボールが置いてある。
   覗くと小さな穴から海面が見えた。そこでキジを打つと云う。なる程と思うも嫌な話である。
     本人のみ,心地良い顔をしているが。

     4年後,トモに便所を新設する。
                                                                  95,10,10,鵜原,アジ,ハタ,イサキ釣り,


       小ブナ釣りT,U,


   小ブナ釣りT・・・外房,大布川,

     大布川橋下流,2っ目の橋まで下るもアタリなし。当日は晴,初霜で朝方は体の震えが止まらなかった。
       
戻り1っ目の橋下,左岸カーブの深みで釣る。対岸は葦が茂り下流では一番のポイントとなった。

     初霜のせいかジットしていると体が振える。朝方,入れ食いあり,フナの体も冷たかった。
       竿2.1, 2本釣,赤虫で小ブナでは3cmと大き目だが,その分引きは良い。
     周りをよそに良く竿が動く。タナ研の横綱,成田氏がハリを貰いにきた。
       その脇で釣らせる愉快さ。周辺10人,トップを維持する。

     岸辺に日が差し出しアタリ鈍くなる。日陰,対岸を狙うも今一つ。
       竿3.3で釣るが長過ぎた。

      20m下流で鯉,大フナ集まりだす。
        更に30m下流, 10cm前後のフナ釣れだした。
竿3.3良で蒔き餌,イモグルテン+アルファー21が良く利いた。
     浅場,水深50cmの捲き場がフナで群がるのが分かる。数より竿の弓なりが楽しくなっていた。
       前半の全てが1匹の重量,それが20匹。会を忘れ楽しく釣る。
     下流6m先で置き竿,人居ず大フナ掛かる。それが流れて私のポイントを攻めた。
       見る間に散り出したフナ,全てを終える。 
       上流,養豚場附近で暖かくなってから小ブナ3〜4cm入れ食い上位独占する。T402匹,

                                                                95,11,19,外房大布川,上野釣喜会,



   小ブナ釣りU・・・八日市場用水,

     昨年,試釣の折,釣れた
焼肉屋前に7,8人が陣取った。
       水溜りのような浅い水路,その深みを狙った。水深は40cmもない。
       朝方から小ブの群れが回遊し,快い釣りを楽しむ。

     大勢が並んで竿を出す。隣りには成田氏,リズムに乗り,見ているも手返しが気持良い。
       私はポツリポツリの釣り。
     仕掛けのバランスが悪いと,成田氏が今使用している仕掛けを譲り受け,釣りの指導を受ける。
       瞬く間に釣れだした。クチボソも多いが,小ブは確実に水箱に増していた。

     中盤,弛むも11時,入れ食いになる。強いウキの沈みが見られぬ反面,不規則な動きを示す。
       少し待てば一荷の釣りが続いた。小さな小さなフナは2cm,針を外す折,指でつぶしてしまいそうに小さい。
     針は成田氏が砥いだタナゴ針,理由は分からないが,良く掛かる。
       後で聞くに@1500だと。驚くと同時,小ブ釣りの奥深さを知る。

     流れが止まっても,コマセ,グルテンの白い固まりに,小ブが黒く群がっている。
       あっと云う間に時間が過ぎた。納竿が勿体無い気持を抱かされた。

       対岸ヘチ寄り, 7〜8cm,竿2.1が良い,赤虫,
       本流,     4〜6cm,ホワイトグルテンはある程度サラサラ状に,
       入れ食い時, 2〜3cm,
小ブは必ず底を切る事,
                                                             96,10,06,外房八日市場用水,若波釣友会,
                                                                                 諸感Top,


       鵜原の釣具


   鵜原に来る都度,仕掛けの種類は多くなるなり,専用のバックが必要となる。
     極端に違う浅場と深場の仕掛け,そしてイカ釣りは独特のサビキが必要であった。
     竿も又異なる。荷負40から150の竿が必要となる。それ故,竿の本数も多くなる。

   今回は釣場が広範囲に及んだ。守谷沖,水深40mの浅場で小アジに混ざりカマスの入れ掛かりとなる。船頭は逐次,遼船からの情報を受けている。
     80を超える釣果の後,ウネリある沖合へ。ここでは電動が活躍し水深200mでサバの入れ掛かりが続いた。
   そして釣目はスルメイカに変り大型が出たところで底釣りへ。
     鬼カサゴ,ノドクロの姿を見たが凄い潮の流れとなる。道糸は230mを超え底立がとれなくなり納竿した。

   クーラーも小さくとも45リッターが必要となった。それに電動,バッテリーが付く。
     入れ掛かりとなるとクーラーは重い。1人では抱きかかえられぬ重さになる。車は前が浮きハンドルが軽く,馬力が酷く落ちた。
     半年後,持参する仕掛け入れは化粧ケースに変った。

                                                                                95,11,23,鵜原,五目釣り,


       夜明けT,U,


    夜明けT・・・闇の出

   今日も船上で夜明けを迎える。母港,鵜原港で船を照らしていた灯りも,沖合に向うに従い落ちた。
     闇の海上は,おぼろな境が夜明け近くを知らせている。空はまだ闇の中だが。

   水平線に白味掛かった境ができた。それは刻一刻と明るさを増してくる。
     船上の灯かりも落ちた。船はその境に波を切り進む,空は明かるさを急激に増した。
    1月としては暖かい朝,光1点の煌きが日の出を呼び込んでいる。
     朝焼けと共に竿を持つ。初竿は何時も太公望で望むが。
                                                                      96,01,21,鵜原,大陸棚釣り,



    夜明けU・・・出船

   誰もが釣れぬ釣行となる。
     朝方,雲を切り陽が漏れるよう射しだした。まるで天地創造を思わす,自然の神秘に満ちている。
   大きく渦を巻く積雲が,陽を閉ざす層雲に混ざり,雲の切れ目から光が漏れだした。
     乱雲は割れ斜光した3本の光線が,天界より扇状に下り荒海を照らす。光に導かれるよう神々しく下界に降りてきた。

   親潮の潮目を越え,船は荒れた大海原に木葉の如く揺れ動く。
     船が波を被り進むにつれ,天上の雲が広がり溢れだした。大雲が朝の陽に押され,薄らぎ西へとゆっくり逃げて行く。
     何時も思う感動の一時,厳冬の晴た空,ジッとしていると体は振えた。

   空は深い蒼へと変え,冬の何処となくどす黒ずんだ荒れた海が足元に広がっている。
     荒れた大海原に1隻の船,初竿を出す期待を抱くが,魚,は何処へ。
                                                                 97,01,19,勝浦沖,イサキ,スルメイカ釣り,


       ヤリイカ船団


   凄いイカ船団の中に入る。外房の沿岸各港から乗合船が集まり,その中に漁船も手釣りを行っていた。
     網では取れぬヤリイカ, 海を埋め尽くす船団を見て,それ程イカが居るのだろうか?

   過去,タチウオ釣りをし東京湾河口で凄い船団に出会った事がある。その時は警備艇もでた。
     今回は,それを何回りも上まった桁違いの軍団が,大海原を占めていた。

   水深は浅く90m,朝方の乗りは好調で,
特上の大型ヤリイカに初めて出会う。
     浜卸で1杯,¥1000の高値が付いている。町の魚屋には出ない代物である。

     1杯釣るも1荷の重み,50cm級の厚みある見事なヤリイカに電動は唸り,微笑みが現れる。

                                                                        96,04,28,御宿沖,大原沖,



       手ビシのアジ


   初めてシブイトで手ビシ用,道糸を作る。宮腰氏の助言を受け,色電線を利用しメーターを付けた。
     竿に比べると道糸はかなり太い。ダイレクトとは云え,これでアタリが取れようか,

      午後船,右舷トモ,
   走水沖,カカリ釣り, 水深70m,上層の流れ強く,大きく2度の底立ちを取る。
     流れ強く斜めになるシブイト, アタリ少ない中,右舷側では釣竿で平均的にぽつりぽつり上げていた。
     特に大ドモは,底より3m,置き竿で間々釣れている。

   水深があり過ぎ私にはアタリあるのか?取れず。弱いアタリでも取れるはずであるが,
     ダイレクトのアタリがない。潮強く食い悪い時は,竿利用での新素材の方が良さそうである。       アジ4匹,25cm,


   観音崎沖,流し釣り, 流れあるも浅場に移動する。水深40m,沖揚がり前1時間,深野氏と共に並んで食いだした。
     底よりタナ2m,交互に1匹ずつ確実に掛かり,時間だけが迫っていた。

   船中,アタリが切れた終盤で釣れだす。浅場と竿以上のアタリが腕に直接伝わってくる。

     底着から1m上げ,コマセを振る事2回。そして1m誘い上げると,待つ間もなくコツンコツンとアタる。

   「来た!」 納竿が迫り舷正面に体を向け,両手を交互に差してシブイトを上げた。斑なく上げればスピードは関係なかった。
     手返しも竿より早い。雑に思える手さばきに,スピードも桁違いに早かった。
   アジの場合,口が弱いので平均的にゆっくり上げろと云うが,船ベリに当てガンガン上げる。それでいてアジは落ちないでいた。
     時間がなくなり食いと共に,なを更早くなる。

   他の釣客をよそに2人の独占場となる。底まで落しコマセを撒き上げれば,ひと呼吸を置き引き込んだ。
     早く思えた納糸
,手ビシの感触と手返しの良さを堪能する。
                                                     小メバル,小サバ,イワシ,トラギス, アジ10匹,

   その後1ケ月に2度,ここ走水と鴨居でアジ釣りを楽しみ,鵜原も手ビシに変る。
    
(シブイトの基準)#24×100m,白1m,11〜34,赤5m,5〜45,黄色10m,10〜40,長い赤50m,赤+黄色60m,

                                                                        96,07,20,走水,高司丸,
                                                                                  諸感Top,


       真鯖とイナダ


   曇, 台風14号のうねり若干あり,北風,凪, 少しうるどむ雲,それでいて蒸す暑さ,
     時折熊蜂が舞う。港,堤防脇,古い定置網の山に熊蜂の巣があった。気を付けるも出船前,何時もの太公望が心を躍らしていた。

      マサバ
   良型のマサバが釣れるとクーラー2個を持参する。
     港先でメジマグロが今朝,出たと直行するが,変りにマサバの群に突き当たる。

   イナダの仕掛け,手ビシの腕が海面に引き込まれる。アタる引きと更に落ち込む一荷の引き。食いは仕掛けを落して直ぐにきた。
     サバの一荷が連続する。脂の乗った中サバである。怒る人は今日ばかりは居ない。

   黙々と釣り上げるサバ,旨いサバがクーラーを満杯にしていく。掴むサバも水温も生暖かい。
     氷が見る見る溶ける。サバが満杯となり,帰宅まで持ちそうもなかった。氷の為,一旦帰港し出直をす事にする。
     それ程,旨いサバである。全員が満足し頷き港に戻った。

      イナダ
   一度,港まで戻り,時間がなく葉山沖合に留まったのが,又幸いした。イナダが1時間,入れ掛かりに入いる。
     今度はイナダの群に入り込んだ。コマセで更に集まるイナダ,群は大きさを増した。

   カットウの擬餌,バケは大分調達ができていた。マダイ,カガミダイ,イサキ,メジマグロは鵜原で。ナマズは静岡木屋川のフナ釣りで確保した。
     イナダは葉山。フグ,ハモは釣具店で調達する。今回はまずバラブグとナマズを使ってみる。

   イナダのアタリはサバに比べダイレクトに伝わった。そこ上縦走りが強い。一度,掛かると外れる事はないが,一荷の力は強い。
     走る言葉はイナダの為にあるようだ。強い引きにシブイトは張り,一荷は必ず腕まで引き込まれる。 

   タナ5mのアタリ, 誰でも釣れる釣りである。ただ動作の連携には経験がいた。
     船元までイナダの引きは強い。一荷の場合,最初の1匹はバケツに入れ。残りは甲板に。
     又,頭の方から握ると手の傷が少なくすむ。そして血抜きをする。

   又もや大型クーラーは,一荷の連続で満杯となる。正味1時間を費やしただろうか。早揚り,もうイナダを納める余地がなくなっていた。
     2つのクーラー満杯で片付け誰もが満足感に満ちていた。

   そこ折,トモの折原氏より声が掛かる。
     まだクーラーは2/3だと。満杯まで釣ってくれと要望があり,再び全員でカッタクる。
   中型が多くなるが,良く掛かる時は掛かるものである。帰りの車は私が運転するが,重い事この上もなかった。
     イナダ40,マサバ28,

                                                                       96,09,01,鐙摺港,隠居丸,


       花鯛五目


   面白い釣りを味わう。本当の五目釣り,それぞれ型も良い。水深は深いと云え知れていた。
     それぞれが食い,引きが異なり,姿を見てからの楽しみをも増ましていた。
     又,それぞれ型が良く,浅場故,引き味をも堪能した。


   前々日より大シケで夜半も荒れてた。船宿に寝転び誰も準備せぬが,船頭の一言で出船する。
     波と風は徐々に納まるが水深18m前後,入れ食いポイントが底荒れで入れず。
     海面は強く茶褐色に濁り,何時もより更に沖合いへと。

   快晴,南東寄りの風,ウナリあり,濁り強く波高2.5,
     パラシュートカカリ釣り, それでも港より25分程,水深28mにポイントを求めた。フライアンカーを入れて入れ食いになる。

   まず底釣りで
アジがきた。数釣れぬが五目釣りが始まった。
     ポイントの流しによりアタリ変るが平均的に小,中アジが,ウイリーに食う。その中,赤がよい。

   
花ダイは初竿で私にきた。船頭は左舷で型の良い花ダイが出た。「皆さん頑張りましょう!」とマイクを握る。
     周りは小さな花ダイの連荘が続く,その中釣り座が良いのか,運が良いのか数より型がでる。

     殆ど這うような底釣り,
小ダイが多く,中型は出なかった。その中,大型2匹がエサのオキアミに食い付いた。

   外道はトップに
ウマズラが現れれる。小さいアタリは体に合わず引きより重みとなる。更に大きな皮ハギ,ハタと。
     どれも1匹ずつ姿を見るのが面白い。
   花ダイと違った30cmを超す
真ダイは凄い。3段引きて姿を現し引きも強かった。
     そして走る
ワカシもきた。掛かってから海面まで突っ込むよう走り続けていた。
     最後にワカシとは正反対の動作を示す,いちばん大人しい
ショウサイフグが現れた。

   ウマズラとショウサイフグは25cm弱だが,他は十分それを超した型となる。
     夕飯にはテーブルに四品の刺身が贅沢に並べられた。
     子供もちゃんと分かっている。マダイから皮ハギ,ハナダイ,ワカシとなくなっていく。

                                                                         96,09,15,大原,山正丸,


       メジマグロ


   雨降る中,港より2時間近く沖合に向かい船は走る。潮目を抜けると海は更に荒れた。
     ここ2日間は漁せぬとの事。荒れ続いた海で期待するも,まだ何を獲るか分からないでいた。
     波2.5,船は木の葉の如く踊り,ムツの底釣りを試みる。

   この大海原に1隻,四方見渡す限り,水平線が広がり陸地は望めない。
     その上空を如何にも重い雲が被っていた。8本の鈎にサバの短冊を付けるがムツのアタリはなかった。
     唸るはずの電動はサバに錯乱させられている。サバを釣り,サバの身で釣るもサバが掛かる。船中共食い状態が続いた。


   エサを確認し再び仕掛けを落とす。海底まで1/4程,50mで逆電動が止まった。緩んだ道糸に又サバだと諦める。
     その途端一瞬,浮いた仕掛けが一直線に引き込まれた。ダイレクトなアタリにドラッグが利き道糸が流れだす。

   大物の引きが現れた。竿を立て直し竿が弓なりになるのを支える。浅いポイントでのアタリに引きは一段と強い。
     ドラッグが止まると同時,魚との賭け引きが始まった。リールを巻くも再び走り潜る。
   アタリの感覚からメダイではない。引きぱなしのサメでもない。イナダにしては大き過ぎる引き,分からぬ魚がいる。
     道糸はミヨシを越え横に長く流された。

   そして少しずつ魚との距離が縮まった。電動が唸り見詰める仲間,もう仲間はタモを持っていた。
     竿は弓なりの間々青物が海面に跳ねた。荒れた海に
メジマグロが浮く,そしてタモが待ち構えていた。
                                                                       96,10,20,鵜原,ムツ釣り,
                                                                                 諸感Top,


      小さな小さなタナゴ釣り


   初めてのタナゴ釣り,
     アタリが分からず3匹釣るのが大変だった。
     朝方,底より探るもタナを探り出せず,又食い込みは殆どなかった。

   引かぬウキにタイミングとアタリが分からず。ただ,打ち返し練りを付けては竿をだした。
     ウキの変化は止まる瞬間と云うも,それが分からない。小さなウキと濁る水,練りは斎藤氏と同じである。
     止まる瞬間を軽く合わせろと云うが,何度聞くもそれが分からなかった。

   初竿後,30分経ち,とうとう1匹のタナゴが掛かる。それは小さな小さな2cm程のタナゴであった。
     手のひらに乗るも壊れそうに小さい。その小さなタナゴの口に針が掛かっている。
     外すにも,かじかんだ指は大き過ぎ,気をもんだ。

   丸2年前,94年10月,霞ヶ浦,城下川で小ブに混ざり初めてタナゴを釣った。型が良く色合い豊な綺麗なオカメタナゴだった。
     アカヒレタビラはオカメに比べスマートで赤みを帯び,別の貴品と機敏さを備えているよう思えた。

   1匹釣れば大丈夫だと沢田,斎藤氏は励まされた。
     なる程,2匹目は早かった。何かが分かり掛けていた。

   中盤,釣り方を感覚で知るようなり,前半の釣り方が嘘のよう掛かりだす。
     投げるポイントと糸ウキの変化が分かってきた。動くウキにアタリが分かりだす。
   面白い程掛かりだし,手のひらに小さな小さなタナゴとブルーギルが乗りだした。
     そして小魚釣りの楽しさを知る。前半,全く釣れなかった反動が,一層心地良さを覚えさせていた。

     ヤリタナゴ混ざり49,外道ブルーギル3cm,

                                                                               97,02,02,鰐川根三田舟溜,


   3周間後,同じポイントに入る。
     寒いはずである。ドックの1/4程が,氷に被われていた。釣りは氷を割り,吐出す事から始まった。
       その上,濁りが強くトンボが分からない。茶褐色の水が赤と白の糸ウキを見えずらくしていた。アタリ以前の釣りとなる。

     前回と同じ場所,同じ仕掛けを使用するも,仕掛けは沈み込まなかった。
        寒い時,水の密度が詰まり,暖かい時よりオモリを重くする必要があった。
        タナゴの場合,オモリが軽過ぎる為,
同じ場所でも水温の変化により,重りを調整する必要がある

     分からぬ間々竿だけは出している。そして,もう飽きると思われる頃,アタリがあり,又沈黙が続いた。
       アカヒラタビラ13,

       その後,大船津,機場でフナ釣りをする。3寸のフナ入れ掛かりとなった。
                                                                       97,02,22,タナゴとフナ釣り,


   この年9月に吉田氏に出会い,末田用水でタナゴ釣りを学ぶ。そして池田氏にも出会い,仕掛けを作り北浦に通いだす。
     池田氏は上野松坂屋にタナゴ針を卸し,1本@1500で販売している。又タナ研の横綱,成田氏からも小ブ釣りの指導を受ける。
     98年には1.5〜2cmのオカメタナゴを飼育,でかい水槽が並び,束を超すタナゴを5年,14cmまで育てた。


       春の海


   朝方まだ肌寒く,暖かいと云うものの防寒は必要であった。
     ただ,もう冬の厳しさは薄れている。荒れても春山と同じ,何処か温んだ処がある。

   厳冬を過ぎた暖かさ。まだ寒いが海は春の濁りを含んでいる。
     イサキ釣り,魚は程好く締まり,春の旨い時期を迎えた。
                                                                    97,03,20,水中公園沖,イサキ釣り,
                                                                                 諸感Top,


       パラパラ釣り


      深場
   明け方に竿が出せるよう4時半,出船する。まだ大海原は闇の中,今日は竿荷250の竿を持参した。
     大陸棚の釣りである。波を分け,水深250mの漁場に向かう。

   深場の釣りを始めようと胴突仕掛用50cmパラパラ3組を揃える。針はムツ17を13〜16本,
     白,赤のフラッシャーにナマズとサバの短冊を付けた。

   船を流し,船頭の指示で順番に落としていく。心は初めての事でもあり踊っていた。
     何日も制作に費やした仕掛けである。期待と共にパラパラを落した。
   船頭はミヨシより仕掛けを落し,扇状に点々とバラけるよう船を後進させている。
     最後に私の番がきた。左手で木枠を持ちオモリを落す。25mの仕掛けが50cmに絡めた枠から弾けて行く。

   サバ1匹が全ての仕掛けに祭り,底着せずにダンゴとなる。一瞬にして船上5人の仕掛けを失った。
     1回目の投下で,祭り30分を費やした。
   夜明けが勝負の釣り。又,サバが居た。中層まで落ちている。船頭は無理にも落せと怒鳴る。
     この繰り返しが始まった。祭れば意味がない,運のみの釣りでもある。


   ミヨシは祭っているが,チャンスが到来し底着する。遠いいアタリがあり,更に何かうごめいた。
     待つこと10分,時間は分からぬが長く感じた。船頭の合図で,今度はトモより竿を上げる。
   重いが比較するものがなく,分からぬが魚は掛かっている。
     中層で一度重く引き,その上で又サバが掛かった。

   仕掛けは25m前後ある。始末を考えていなかった。魚が掛かれば仕掛けはパーとなるだろう。
     初めに最後にアタッたサバが姿を現した。小さなキンメが掛かり,その下のキンメは落ちる。
   まだ重い。ゆっくり空バリを幾つも足元に落とし,メダイが顔を現しタモに入る。
     これで4投目は終わった。周りには仕掛けが絡んでいる。メダイは大きくあるも,その代償も大きかった。

     勝浦沖,イカ釣り場に近く水深250〜240m(ムツ,キンメ,メダイ,サバ),右舷トモ,
                                                                        97,11,16,鵜原,ムツ釣り,


       タナゴ釣り・・・2


      釣れぬタナゴとカワセミ

   北浦,観音舟溜に廻るも釣人多く,竿は上がらなかった。何時もの下田舟溜で竿をだす。
     冬型となり雲1つなく,空は何処までも深く蒼い,西風強く薄く氷が張っていた。

   氷を割っての釣りとなる。コマセの玉を落し込み,イモグルテンを練る。
     仕掛けは成田作を使用した。練りは針先のみ心持ち付ける。今回は下が赤,糸ウキがよく見える。
   オカメタナゴは居るもアタリは少なく弱かった。
     指先がかじかみ動きが鈍く,焚き火をしながら体を暖めての釣りとなる。

   午後,幾らか暖かみが増えアタリ多くなるも,乗りは悪かった。2cm前後のタナゴが時折掛かる。
     仲間の竿も上がらない。まだ20匹,これでトップである。


   カワセミがドック横の枝に止まり,水面を覗く。一瞬にして魚を捕まえた。
     瞬きしたら見えぬスピードで川面に突っ込み,得た獲物を咥え川面30cm程上空に一瞬留どまり,元の枝に戻った。
   そして魚を挟んだ口ばしで,上手く回転させ頭より飲み込んだ。私は竿を出した間々観察する。
     又,ブルーギルを投げればサギが現れた。

                                                                                 98,01,25,北浦下田舟溜,




      みぞれのタナゴ釣り

   舟溜は前日の4月を思わせる暖かさが,一変し雨となる。激しい雨からミゾレとなり,雪より却って始末が悪かった。
     カッパを着ても下まで濡れだし,体の震えが止まらない。
   勢いよく釣りだした仲間が,1人減り,2人減り,等々私だけになる。
     寒さに加え,ミゾレは当ると額は痛い。頬はこう張り,仲間は車に逃げ込んでいた。

   東風を背にコーナーをポイントとした。
     寒さに耐え我慢の釣りをする。それでも,蒔きエサにオカメタナゴが上がりだす。
     気温上がらず,足は自然とガタガタ震え,釣ったタナゴも指先が固まりなかなか外せなかった。

   玉虫1個目で11匹,2個目で6,ブルーギル1,その間,2度,車内に逃げ込んだ。
     何故か。釣れないながらハゼ釣りの感覚を憶え,再び釣る。釣れるタナゴ1匹が愛しくも思えた。
                                                                        98,02,15北浦下田舟溜,
                                                                                   諸感Top,


        トビウオと沖メバル


      トビイオ
   幾らか波が立ち,明け方の重い雲が大海原を被っている。船首は御宿沖へ波を切る。北東の風がややあった。
     航路を渡るとイワシの群れに入り,進む船の周りにはトビウオが追うよう舞いだした。

   飛び出したトビウオは海鳥以上に鋭く旋回し海面すれすれを走り抜け,波底に潜り込む。波を縫い舞っている。
     トビウオの群の中に入る。昔は群が濃く,よく船にぶつかったと云う。甲板に居れば何匹も取れたと。
   何度かトビウオの群に出会うも今回は多い。飽きる事なく途切れる事もなく,交互に飛び舞い続けている。
     その中を縫うよう「まさえい丸」は走る。この大海原に1隻の船,我を忘れ見詰めていた。

   今日は一日中,30cm前後のサバに邪魔される。
     スルメイカを求め竿を出すもサバに邪魔され,底へ落とすにも苦労する。アタリなく1投目より流した。
   サバ用サビキに変えると着底でサバが連なり掛かる。
サバの連続,その間にクライマックスは55cmのカガミダイを上げた。
     アジが居るとアジ用サビキで
ムロアジメバル数匹を上げるも,サバの猛攻で,あっと云う間に仕掛けは祭りだす。
     ここでは仕掛けが幾らあっても足りなかった。

   雲が切れ,風も治まり凪となる。大原沖へ釣りながら移動した。
     沖合にしても今日はまだ,他船との出会いはなかった。

      沖メバル
   今度は先程,釣り上げたサバを短冊にしムツ針7本に付け,沖メバルを狙う。

     オモリを底に,そっと付けて置く感じで道糸を張る。静かな舐めるような海面を通しコッコッとアタリがきた。小さなアタリだ。
     焦らず道糸を少し送り出して待つと,又コッときた。又送り,同じ事を繰り返し道糸を伸ばした。

   メバルのアタリを数しながら送り込み,5〜10分待つ。送っているのでメバルの重みは伝わらない。だが食い付いているのは確かである。
     長さ10m近い仕掛けを支える竿,期待と分からぬ魚を見詰め海面を覗いた。

   手動で数m巻いた。メバルは逃げずに掛かっていた。リールを回転させる都度,重みは増し,竿は弓なりを増す。
     重たく巻けずに電動のスイッチを押す。唸る電動が悲鳴を上げ回転数が落ち,竿先は更に海面に突っ込んだ。
   耐え支える体にメーターは80,70と落ち,6mで止まると同時,大きな赤い魚体が現れた。1つ2つと浮き,更につられり水面に姿を現した。
     数えた数は4,そして5匹の
沖メバルが点々と海面に浮き上がる。

   2投目は海面で針から外れるも,船を廻せばタモで取れた。赤いメバルは急激な水圧の変化で暫らく横たわるよう浮んでいる。
     浅いあたりは3匹ともノドクロであった。変なアタリはアジ。
   サバは上から15m,20mでオモリが止まる。如何に早く底へ落とすかに賭かっている。底にもサバは居るが。
     納竿時,周りを整理していたら最後のメバルが1匹付いた。
沖メバルを含め450Lクーラー満杯となる。

                                                                            98,06,21,鵜原,御宿沖〜大原沖,


       荒れた海


   千葉の山の上では満天の星が望めるも,海は一面の雲に被われていた。
     少し荒れ目の出船も潮目を渡り急に波が変わる。小波の中.大波が打ち寄せ,ウネるその上を船が乗る。
   横を走る船は,ひと波毎にマストまで見えなくなる。波高は3mを越し,船は激しくバンドした。
     全員がトモに座っていても,手で確保せねば皆飛ばされる。

   仰ぐに暗く重い雲は,空を被さるよう覆い夜明けの兆しを閉ざしている。
     今まで経験しなかった大波が押し寄せていた。

   船頭より何を釣れば良いか分からず,各々,違った釣りをするよう助言を受ける。
     増島氏は底のみ狙い,友江氏はイカ仕掛け。深野氏と私はバラバラ仕掛けで底魚と大サバを狙うがアタリなし。
   赤フラッシャーに変え,アジ,サバが食いだした。イカ仕掛けは型を見るのみ。
     荒れた海,11月の終わりとは考えられぬ程,海温は高い。黒潮の海面は25℃。初冬の大陸棚,魚居ず釣果につながらなかった。

                                                                    98,11,29,豊浜沖200m,底釣り,


       荒天の釣場とフナ乗っ込み


      嫌いなフナ釣り
   昔のフナをを想うと,小学生の頃,釣りと云うが信州の小川で囲い摘まんでいた小ブしか概念はなかった。
     1994年4月,若波釣友会に入会し川釣りを学ぶ。釣れれば面白いフナ釣りだが5年が経ち,まだその良さが分からないでいた。
     よく試釣を含め釣行はするも,出向く張り合いは難しい。

      荒れる与田浦
   聞けば良く教えてくれる仲間達がいる。仕掛けも随分頂いた。それでも気が進まぬフナ釣り。
     釣場に行けば各々のポイントがあり,良いと思い入ると出される事もある。
     今回は折原氏より隣りで釣るよう誘いを受けた。誘われる言葉が嬉しい。

   前2年度,上位の釣果を占領した水門は,今回はフナのアタリなく川ハゼが10掛かるのみ。1時間であえなく移動した。

     気象条件は悪い。カッパの上にポンチョ
を被り,南水路に向かうもアタリなし,8時まで仲間は小ブ1,2匹を釣り上げていた。
   早々に矢良川へ。風は相変わらず強い。唸る風と雨雫が頬を打ち,久し振り痛い風を感じた。
     体が振られ立つだけでも難しい。歩む人も居なかった。


      北水路
   ズキ
で釣り上げている人を見て竿をだす。土手下,強い西風に竿先はあおられが体は遮られる。風を避け凄く暖かみを覚えた。
     竿をだす折,釣人は退散した。私は2つのカッパ着るも,既に下着まで雨が沁み込んでいる。

   水深30cm,
乗っ込みのフナは居た。川中央,どん詰り葦の穴に仕掛けが上手く入いる。途端,引き込んだ。
     竿2間半に尺ブナが掛かり,葦の間から姿を現わす。上手く葦を抜け口を開け手元へと引き込んだ。
   初めての尺ブナである。笑いこぼれる引き,全てが上手くいく。ただタマを出していなかった。
     玉の用意がなく,浮き上げヘチへ運ぶも,手元でバレた。それと同時,飲み込みでいたハリス2本が切られる。
     ズキ釣りでは針1本,又タマは事前に用意を。忘れる時程,魚は大きかった。

   竿3本だす。体は土手下で風に守られるが,竿は常にあおられる。
     西風強く,竿2間半をポイントへ入れるのに苦労した。それでも時折,型の良いフナが掛かる。
   今回,尺ブナを逃すも諦める事はなかった。1人でのポイント,まだフナが居ると確信していた。
     その脇で8寸が掛かる。これからは確実にフナを取る。ビクを備え確実に増えだした。

   中半,手前,道路寄りに少し深みのポイントを見付ける。短竿を足し型小さいが立て続けに上げた。5寸程の小ブが交互にアタッる。
     大きさだけではなく,乗っ込みのポイントを見つけ出した。
   荒れる天候はまだ続いている。深い土手下以外は釣りは無理であろう。トップになりそうである。
     我慢の釣りが続いた。寒く振るえるも耐えれば釣果が伸びた。

   疲れと振え,ここでは飲み物も取れない。ただ竿を出すのみ。0匹の横山氏が訪れ,場所を譲り共に釣る。
     まだ釣れるも寒さと
我慢が切れた。空腹でバスに避難する。戻り歩くも,向かい風で体があおられた。強風は足をも先に進めずいた。

   バスには以外に多くのメンバーが戻っていた。
     納竿までまだ2時間近くあるのに殆どの仲間が居る。震える体に肌着を着替え,朝出発してから初めてお茶を口にした。

   残念な事に上には上がいた。前会長,馬場氏が1人,高速道下に入りトップとなる。 
     私は皆から驚かれる中,2/29位に。当日,区釣連の大会があり,途中サービスエリアで表彰するも,トップは私を下回っていた。

                                                                         99,04,11,与田浦北水路,若波釣友会,
                                                                                   諸感Top,


       ヤマベがアユに


   宿,天成園前,須雲川の堰でヤマベを釣ろうと竿をだす。上流寄り左岸,堰で朝食前の釣り。
     良いポイントの堰である。流れに強弱があり中央に淀む場所が広い。

   竿2間,ヤマベ仕掛けで,ヘチのやっか絡みに身を寄せるよう投げた。
     仕掛けが沈み落ち込みの淀む所で1投目より強い引き,下駄でバランスを崩しそうになる。
   引き込みを耐えるよう上げ,ヤマベ,ハヤを狙い
アユが釣れた。なる程,ほのかにスイカの香りがある。
     以外と高い堰だがアユは居た。1投目より続いて3匹15cmを栗虫で釣る。

   隠れて釣るも睦の後輩達が土手で騒ぎ,横山氏も顔を出した。
     アユが出たと驚くものの,その後は
ハヤばかり掛かる。銀色に煌き引くハヤは更に強く弓を描き快い。 
     白光りするハヤと黄色かかつた
アブラパッヤがいる。アユより幾らか大きく連続で掛かった。

   心地良い釣りに堪能するも横山氏に竿を取られ,1時間ばかりで風呂に飛び込んだ。まだ朝食には早い。
     入れ掛かりが続き,朝の強い陽差しに久振りカジカの鳴く声も聞く。ただヤマベは姿みず。

   この時期の朝の渓流は素晴らしい。清々し過ぎる澄んだ空と燃える若葉,川面は煌き踊っている。
     立ち込む人は居ず贅沢な釣りを楽しんだ。アユ,6月01日解禁,
  
                                                            99,05,23,湯元,早川支流須雲川,
連合睦会,


       クーラーから溢れるハゼ


   先週の試釣よりハゼのアタリは少なく型も小さかった。焦る中,高橋氏に誘われた。
     出合から50mも離れていない今津川左岸で食いが立つ。ハゼ13cmが初めから入れ掛かりとなる。

   竹竿9尺穂先がひなりノリが面白い程良く分かる。ブルブルと引くハゼの感触は殆どなかった。
     穂先を見詰めての釣り,穂先が少しおじぎをし竿を軽く上げれば,水深もありハゼの重みが伝わってくる。

   ゴカイ,アオイソ共に食うが,垂らしは長めに取った。
     
竿の弾力がよく利き丸い弧の先にハゼが付く。ここでの失敗はハゼを外す事ではなく,ハゼの呑み込みを知る事にある。
   竹竿,独特のハゼ釣りを堪能する。リズムに乗るとノリの展開は素晴らしい。凄いペースで水箱は埋まる。
     強い残暑も忘れ我ながら感服するノリ。自評だが軽やかで卒はなかった。

   引潮が十分利き更に荒食いが続く。少しずつ沖合いになるものの,竿を出す場所のバランスも良い。
     ヘチより1mがポイント,竿の長さも合っている。手首をひねるとハゼが乗る。
     その心地良さ,水箱は暫しハゼで埋まり爽快な釣りが続いた。

   水位が落ち流れが強くなる。川底が見え出した。焦る事はないが潮との最後の競争が始まった。コツコツの探り釣となる。
     それでもノリが良く分かる。浮石の周りを狙い,ポイントさえ間違えなければハゼはいた。
     自称自賛の入れ掛は続いた。


   底が現れ出し上流へ30mほど移動した。少し小さいくなるが10cmのハゼ,又もや入れ掛かりが始まった。
     今度は長竿でのシモリ仕掛け,投げれば見釣りでウキが走りだす。
   11時半納竿まで食い続くハゼ。何度も詰め込んだ小さなクーラーダイワ8Vは,氷を入れずとも満杯となる。
     ハゼ3.690kを釣り上げた。それでもまだ上に2人の釣人がいた。
                                                             99,08,29,市原・椎津川今津川,若波釣友会,


       1隻でカッタクる本カツオ


   今年は,ワカシが入るや否やイナダに変り,メジマグロが入るや本カツオと魚の移りが早い。
     そして先週は珍しく
ワラサの大釣り(8,9年振りに8/30〜9/2)が続いた。今年も鵜原のメンバーが,まずワラサだと出向く。


       ワラサ, 
   早朝のカメギ根周辺沖は,既に多くのワラサ船が締めき合っていた。凪の海は次第に明るさを増し,それにつれ船団は更に膨らんだ。
     水深69m,エサの沖アミ2匹をイカで抱き合わせ,アミコマセを蒔き置き竿とした。
   大船団に放り込まれたような小船の隠居丸,周りの大船と共に竿はしならなかった。
     アタリはサバが掛かるのみ,1時間強でワラサのアタリは誰もなかった。


   8時半,無線からワラサが1本上がったと流れるのみ。居ないワラサを追い無線が飛び通っている。
     どの船も我慢しているようだ。私達は早々,ワラサ釣りを断念した。


      本カツオ
   ここは城ヶ島近く,カツオのポイントは江ノ島沖まで遠く航路45分を費やす。
     往復を考えると船は走るばかりで,釣る時間がなくなる為,周辺でカツオの群を探す事にした。
   イワシの群れを探す。三浦半島は霞んで見えるも,大海原で我が船1隻のみ。全員で遠く海鳥の群を探す。
     若干のウネリが眩い陽射しを浴び,海原を煌き映している。

   海面が大きくもじれば船首を向け突進した。鳥の山を見付けては進むが,海鳥は群で休んでいたりする。
      迂回前進を繰り返し,3度目の山でイワシの大群を見付けだす。下にはカツオがいる。

   葉山東沖寄り,船頭から釣るよりコマセを捲けと忠告が入る。カツオを散らすな集めろと。手を抜けばカツオは散る。
      カツオが船に付き1時間あまり入れ掛かりとなった。
   一気に上げるが,なかなか横走り強くバラしも多い。よそ見でもするものなら腕ごと引き込まれる。
     強烈なショックが走った。「食った!」サバやマルソウダと引きが違い重さが違う。余りのパワーに糸が手に食い込んだ。
     暴れまくるカツオに腕が竿となり豪快な釣りが続く。
   船中をカツオが飛び跳ね,あっちこっちで飛沫を上げている。コマセが利き外道はいない。
      ダチ13〜6m,小さくて1k,重い引きに気を抜けばバレた。イナダの引きは海下に落ち,バレも少ないがカツオは突進した。

   カツオは良く掛かり数を伸ばした。メジを釣ろうと移動する折,船頭から仲間に譲りたいと希望があり。
     それ故,僚船が来るまでコマセを捲き,カツオが散らぬよう努力した。
   連絡は勿論,無線ではなく携帯である。他船に知られれば船団となり無駄となる。
     僚船が現れた時,釣人の期待と感謝の顔がよく滲んでいた。この時ばかりは手を振り,「頑張るよう!」怒鳴る。
     ハリス10―2本釣(バラフグ+ハノナマズ,(ナマズ)切られ(13号),


      メジマグロ
   葉山沖,水深10.000m以上,潮の境がポイント,
     ダチ30mよりカッタクるも小サバの猛攻を受け,釣りにならず。小さくとも引きだけは強く一荷がくる。
     深め50mへと落としても同じだった。メジ前にサバのアタリがくる。11時半沖揚りした。

                                                                            99,09,05,葉山鐙摺港,隠居丸,
                                                                                諸感Top,


      出船の海


   南西の風強く波高い2.5m, 日中,波浪納まらず。
     波は前後5mを越し,隣を走る漁船の帆さえ,波で帆先が消えて行く。

   冬山を思わす厳冬の海,船首が海に突っ込んでは波底へ落ちる事を繰り返す。
     一瞬,体は空を切り,船に支えを求めなければ,自分が海に飛ばされた。

   寒さも度を越していた。冬用の一回り大きなカッパの下には,肌着に貼るカイロを付け,羽毛のチョッキに,羽毛のガウンを着けている。
     ダルマのような姿で,もこもこだが体は冷え切っていた。
   陽は望めず,波は飛び散り頬を打ち,更に震えを起こさせた。もう竿を出す前に手はかじかんでいる。
     竿を出せば一瞬寒さを忘れるも,体は凍っている。幾ら羽毛の重ね着をしても,体の末端には届かないでいた。
     手だけではなく,膝は貧乏揺すりの如く振るえ,自分で止める事ができずにいる。

   私は何故か,この状態を何時も身震いを起こし,感動していた。1月下旬より2月一杯荒れた厳冬の海が続く。
     今日は出船できたが,この時期は何時も出れる確率は低い。
     暗い怒号の海,今日の釣果は如何に。
                                                          00,01,23,鵜原,釣れぬ海,アジ,カサゴ,メバル釣り,


       雪積もるイワナ釣り 


   前日,夜半より雪となる。釣りの間,降り続いていた。
     懐かしい芦安でもあり,春の雪山を想う。凍る風が久振り,昔の山を想い起こさせていた。
     地元では昨日,午前中に雨が降り,雪も大分消えたが,大地は再び雪に被われた。


   全て雪にうもられれている。
     明け方前,4時半,雪は渓流に深みを持たせ,闇に流れる渓流が頼もしくもあり,気は踊っていた。


   本流脇,流れの淀む所か良い。前日,偵察した下流で竿をだした。小堰の淀みより流せばアタリがでる。
     雪はシンシンと降り続くも,イワナの引きは強く,心地良くよくタモに入いる。
   数を増すイワナと積もる雪。肩,腕とは云わず体中に雪積もるも,気にせず,はしゃいでいた。
     まして雪山を想い久振りの雪,頬を射す風も凍えるが懐かしい。

   落ち込みのPから半トロ状となり,下流へ淀む所で大イワナが掛かる。
     竿はこれ以上曲がらぬほど弓なりとなり,引き込んだ。後ずさりして岸に近ずけるも,イワナも負けずと潜り込む。
   我慢がイワナを水面に上げさせた。両手で支え握る竿,手が足りないところ,美濃羽氏が走りだしたタモを出した。
     尺イワナが重くタモに入いる。

   雪見酒で又釣る。ツマミの手羽も旨い贅沢な釣りを味わう。解禁日で大型も出た。
     釣人居ず又釣るも,河原は一面の雪景色,竿を出す腕を払うも雪は積りだしている。 

                                                                   00,03,12,釜無川水系御勅使川,



       妻とのテナガエビ釣り


   快晴,朝より真夏のような暑さとなる。水元公園水仙園を見学し外溜で竿をだした。
     数釣りは明け方からが良いと忠告を受けるも,強い陽差しの下,間々形を見る。
     ただ強い陽差しと冷たいビール。妻の差し入れビールが旨い。

   着いた時,脇沿いでは釣人多く,かなりの人に釣果が上がっていた。
      水深2m弱あり,前日作った仕掛け2.1mは,5本作るも少し短か過ぎた。
   4本を扇状に広げる。12cm前後のテナガが間々釣れだした。
      脇ではジャンボ竿で鯉を狙っている。ゴッツイ仕掛けでダンゴを作り遠投していた。
   妻からのビール差し入れが旨く,追加を頼む。
     暑さで釣りよりビールばかり呑んでいる。それ程,陽射しは暑く旨い。

   隣りに親子ずれが竿をだした。晩に食べるからと釣り方を問われた。
     親子は,なかなか釣れなかった。親は真剣であるが。
   1匹釣れてほっとするも,今度は子供が食べたいと私に問う。全てを譲り納竿した。

     数釣りは明け方から9時まで。

   後は妻と子供のザニガリ釣りを見聞,森を散策し帰宅した。
     暑さを越し,帽子を被らなかった事から熱射病を誘発した。なかなか治らず翌週のキス釣りは辞退する。

                                                                        00,06,04,水元公園外溜,
                                                                                 諸感Top,


       友が倒れる


   明け方の暗く荒れた大海原に1隻,キンメの漁場で竿をだす。2投目,食いなく上げたところで,F氏が倒れた。
     5時半納竿,F氏動けず。船首でT氏と体を押え,全速力で帰港した。

   小雨の上,波高2m,そこを全速力で走り抜ける。バンドする船首に波が被り,落ちぬよう体を精一杯支えた。
     無意識状態の彼はカッパを脱ぎたがり,押さえるにも腕力がいた。
   その間々の状態が30分経ち,今度は船頭がT氏と私を励ましだす。もう直ぐ港に着くと。
     ずぶ濡れで肌寒いが支えている以外ない。船頭は10分間隔が5分置きとなり,我々を励ます。

   脳内出血,うつろ目は意識を失った。
     無線では騒ぎになる為,携帯で港に救急車を呼び,鴨川,亀田綜合病院へ。
   M氏が救急車に,その間々飛び込んだ。着替えなく,後で寒い寒いを繰り返していた。
     私とT氏は放り出された間々の船上を整理し,後から追うようなる。

   即入院,出血酷く面会謝断,部屋にも入れず,身内の到来を待つが10時過ぎても連絡なし。
     船頭さんの言葉に甘えに甘え,午後帰宅した。
                                                                  00,06,25,斤目釣り,パラパラ仕掛け,


       フナ,最後の穴場を拾う


   初めての側高水路,川を知ろうと利根川水門まで行ってみるが,小ブ4寸1匹のみ,それも投げた途端のアタリ。
     途中,良さそうなポイント多いも外道のアタリすらない。釣人も居ず,下流はフナも居そうもなかった。
     霧雨は止んだが陽は射さず,北寄りの風は治まらず肌寒い。

   明け方からの歩き,戻る途中,仲間から歩かず早く釣れと声が掛かる。それも会う人,毎である。
     皆,もう何匹か小型だがフナを確保していた。

   9時半,
歩き疲れバス近く土手下へ入り込む。穂先は強風に煽られるが体は暖かい。
     それだけでも和むものの,初竿からフナは良く食った。誰かがコマセを撒き,諦めた場所らしい。
   ポイントも良い。葦が両岸を被い対岸まで竿2間半,水路中央の窪みが魚道となっていた。
     置き竿は2間2本,赤虫にするが,ヘチは全くアタリはなかった。
上鈎,発酵イモグルテン,下鈎,赤虫,金袖5,立ちウキを通す。

   漸くきた最初の1匹は,やはり嬉しい。タモに8寸が入った時,心に安堵が宿る。
     再び誘うとアタリがきた。そして置き竿にもくる。中道の深みに竿を並べ,時折小ブに混ざり7,8寸のフナが掛かる。
     ここは葦に囲まれ周りには見え憎い。1時間の入れ食い,1人竿を出し笑いは止まらなかった。

   10時半,潮止まりでアタリは全くなくなった。後半は上針を激グルニンニクに変え,下鈎のみ赤虫に。
     再び小ブナが集まりアタリだす。今度は数釣りとなる。ビクにはフナが重なりだしている。
   フナの上げた数を忘れる程釣れていた。足元,葦の中のビクは時折,フナが跳ね上がり踊る音色が心地良い。
     数釣りでも負けない釣りが続いた。

   ビリが上位を狙えそうになる。良いポイントに入った。最後にフナ7寸を上げ12時納竿。
     当番で1時間前の揚りだが,まだ釣れるも残念さはなかった。
     検量では不思議がる人で溢れた。何しろビリが2位を取り,数ではトップに立つ。

                                                                01,04,22,佐原側高水路,若波釣友会,


       水温異変とハゼ五目釣り


   今年は春より親潮が蛇行し関東沿岸に沿い海流していた。水温は以上に高く,ハゼのポイントは変り五目釣りになる。
     一年振り,駒田氏と子安第四小派川に出向く。
何時ものポイントでアタリでず,1匹も居ない感じから始まった。

   今まで,この運河でデキハゼが釣れない事はなかった。デキハゼは何処へ。ハゼの釣人も居ず。
     広い川沿いは貨物線,鉄橋まで続いているが,アタリは何処も取れなかった。

   河口寄りで1ケ所穴場を見付ける。ヘチ8mのみのポイント,1時間入れ掛かりで12cmと型が揃う。
     出田町に出て初めて引きの良さを堪能する。上手いテンポで9尺の竿が弓を描く,そして水箱を埋めていく。
     60cm程の水深にハセの引きが合い,竿のリズムが心地良い。時期的には何時もより型も揃い大きかった。0.6束,

   7時,一瞬にして全てのアタリがなくなった。何処へ行ったか2人で手分けして探るもアタリ0,
     
狐の包まれたような現象に陥る。




   第三小派川西ドック上,8時半,出田町よりひと回り小さいが,ここでも1時間程入れ食いが続いた。
     少し誘うと必ずアタり型も良い。真上より真下斜めに水深40〜50cmを釣る。満潮まで10cm前後,15cmを釣る。1.6束,

   今回は,マハゼ以外にオキハゼが初めて良く掛かる。型はダントツに良く歯があり茶褐色の縞がある。温暖化に寄るらしい。
     又,型が中の上で
黒い斑点を持つダボに近いハゼ,ウタウタイが5,6匹釣れた
     ここで見る
メジナも初めてである。


   昼食時,食いはまだ続いた。目の前で馬鹿みたいに釣り上げている。
     その2m先,浅場カケアガリでも型良く入れ食いとなった。
     今回より造船所の作業行程が変り,第三小派川では船底の掃除をしなくなり,ポイントも変わる。
                                                                            01,08,12,子安周辺,
                                                                                  諸感Top,


       我が町会のハゼ釣り大会


   町会の有志が墨田川でハゼを釣ろうと私の元に集まり,町会も行事として乗りだした。
     初めての事であるが台東区,ハゼ釣り大会に合わせ試みる。11月初めより見聞を広め当日に備えた。
     場所は蔵前テラス,自転車で十分な距離である。運送車だけは警察の仮許可を受けた。

   エサ,保険は台東区に委ね,町会からは飲物,弁当と若干の釣り道具を求めた。
     寄付の酒は大いに助かった。酒1升とビール2ケースが追加となり全て消化した。
     後は天気と場所取りにある。若い者と釣りを趣味にしている人を集め,役員総勢6名が,初めて大会に挑んだ。


   快晴,無風,澄む, 暖かい陽差しに恵まれ,潮は悪いが楽しく過ごす。
     釣果は9時半より始めるがハゼの食い悪く,日中ぽつりぽつりのアタリ。間々本流沿いが良く,型は14cm前後, 
   10月初めに川を底洗いしたとの事で,根掛かりは以外と少ない。
     31名参加,十数年振りに竿を持つ者多く,全員が一匹の形を見るよう心掛けた。

   子供の頃,釣ったと云うも,仕掛け釣り方の分からぬ者が多い。
     丁寧に指導し投げて教える。そして全員が1匹以上釣り上げられるよう気を配った。

   1匹釣り上げた顔が素晴らしい。皆,昔の童顔に戻り,釣れたと私に見せにくる。私より年輩の人がハゼ1匹をである。
     そして1匹,2匹を今晩調理すると。昔の我が家を想う。私の家族にも,そう云う時があった。
     ハゼは下げで食いだした。T美濃羽氏34匹,ハゼ1匹が多いも,他町会よりダントツに釣果を出していた。

       7:30, 役員集合,現地8:30より,
        9:30, 餌,飲み物,
      10:00, 澗酒,
      12:00, 松屋,牛丼,カレー¥280,
      14:00, 終了,


   参加者した者が多く,翌年より町会のレクレーションとして規模が拡大された。
     釣りだけではなく,見ても楽しめるよう行事を広げ,オデンに鰯汁と食物も増した。今は年中行事になっている。


                                                                   01,11,25,台東四丁目,第1回墨田川ハゼ釣り,


       ヤマベの穴場


   宮下橋,木橋,上流寄り堰で初竿するもアタリなく,昔を想い上流へ。過って,刈り上げられていた河原は藪のジャングルで埋まっていた。
     入沢に猶予する程,枝が絡み合っている。意を決し左岸から藪を漕ぐ。

   藪を漕ぎ入いる人は私のみ。山以来,藪らしい藪は初めてである。うるさく枝木は体に絡んだ。漕ぐ要領が枝を跳ねさせている。
     強引に進むと突然,川面が現れた。川幅一杯のトロは緩やかに流れている。水深40cm,

   コマセを撒かずとも入れ食いとなる。型は10cmと小さい。小さ過ぎるヤマベに数釣りを楽しむ。
     食いが悪くなると拾い釣りの如く5mずつ移動してアタリを取った。

   1時間程して元に戻り,竿2間,赤虫3.5×2に変え,コマセを少々捲いた。
     型は更に小さくなるが,小ヤマベが群がり入れ掛かりが続いた。面白い程釣れ,間を置けば1荷も続く。
     7〜8cmのヤマベ, 釣ってはコマセを撒きアタリを取った。

   群は黒いダンゴ状となり,真上に仕掛けを落としても,ヤマベが逃げる事はなくなった。
     後で,
1本針方が能率良いと悟らさせられが,食いは落ちなかった。
   群濃い中,時折大型を求め移動する。それがコマセ撒きに間を空けたらしい。
     9時半,ヤマベは散り始め,アタリはアット云う間に遠のいた。

                                                                                     04,06,27,萩間川,



       5束のハゼ


   第三小派川,港北造船所
     4時半,快い風を受け西側ドックで竿を出す。袖5×2でエサのアオイソを大きめに刺し,浅場のドック口を狙う。
       満潮で潮止まるも朝のマズメで食いは良い。
アタリと共に強烈な引き込みがある。
       そばに竿を並べられぬ程,ハゼは走り手元に伝わってきた。
     これだけ釣れると水深50cm前後でも,オモリ0.3では落ち込みが遅く,じれったくなる。
       ハゼが落ちれば針を替え,1本鈎で釣れ続けた。

     6時までが1つの山場,型よく煙草を吸う暇さえなかった。ポケットから取る動作の前にハゼが掛かる。
       それも殆どが強い引き,よそ見出来ぬ間,走るハゼを拾う。
       間を空けず水箱,半分のハゼをクーラーに収めた。                      ハゼ10〜12cm,2束,

     漁船の波に呑まれ,ハゼは1m沖合へ。食い落ちるも1度,2度の誘いでアタリが取れた。
       型やや小さくなるが食いは続く。これが一般的な入れ掛かりだろう。
     強い陽差しに変った。ここは建物が陰を造っている。
       引き潮に合わせ長靴で立ち込む。高さのない釣りに味わいあるハゼの引きを堪能する。
       水箱3/4がハゼ溜まり,暫し飛び出す。ダボは少ない,外道にダボに似たウタウタイもくる,
                              竹竿9尺,袖5,オモリ0.5,中通し0.3, ハゼ9〜11cm,1.5束,ヒレ18cm4,



   その後,第三小派川出合,
      地元の人は先ずテナガエビを釣り,その胴でハゼを釣ると云っていた。
       明け方アミでテナガが取れると,試したが掛からず。明け方の干潮時が良さそうだ。
       ただ,今釣る手前にも
テナガが居た。
     外道も以外と多い,ハゼもどきは側に寄った野良猫に与え,セイゴも出る。沖ハゼは1匹,
       エサ残るも釣りに飽き14時納竿した。                         ハゼ8〜11cm,1.5束,ヒレ1,


                                                                                    04,08,01,子安周辺,
                                                                                 諸感Top,


       大サバとカツオ

      大サバ

   サバ,サビキ釣り,水深150〜160m,潮でメーターは2割延びる。
     5時20分,早朝の大サバを狙い初竿,サバの層は厚く40〜70mで早くも小サバの猛襲を受けた。
     道糸止まり,底で大サバ出ると云うも届かず。

   仕掛けを落す都度,小サバの群に当たる。ゴツゴツ当たる中,
上げながらクッション付けた。
     2度,3度,続けると別の強いアタリで空バリに大サバが掛かった。
   大サバは私だけ掛かり,船頭は仕掛けが違うと云うも,動作の違いだと思ふ。
     掛かれば1匹以上の大サバが小サバの群れに混じった。

   昨晩作ったツノ2本仕掛けを足した。途端,右舷同士の宮腰氏と祭り,仕掛けを消失する。
     その後はツノを諦め大サバに専念する。

   サバ釣りは忙しい。跳ね上げるサバに仕掛けを絡ませぬよう小サバを落し,釣り上げた大サバをバケツに落す。
     そして仕掛け末端までの小サバを外し,再び逆電動で投入する。
   底へ落ちる間,血抜きの為,ノドを切る。そして前回の血の抜けた大サバのエラ,内臓を取る。
     ひとさし指と中指をノド口より突っ込み,回して内臓を引き抜き,エラもむしり取る。その頃仕掛けは底に近ずいた。

   中層で掛かった場合は止めて置けば良い。手が空けば2,3匹まとめてクーラーに移す。
     大きなバケツ2つの海水は,直ぐ血でどす黒く濁った。この繰り返しが食い落ちるまで続いた。
     底で大サバが再び掛かった。電動ば唸り,ハイスピートに巻き上げ出している。海水を替えるも,又血に染まる。



       カツオ

   前半は脂肪の乗った40cmの大サバが久振り海面に踊った。小サバに混じりハリス8が切りそうな勢いが続く。
     10時,スルメイカの漁場へ移動中,突然,目の前にナブラが発生した。イワシが海面を飛び跳ね逃げ迷っている。
     海鳥が舞い,鳥の山が大きくなった。その群に向かい船は走る。

   沖合で良型カツオが釣れると無線が入いる。
     イワシを追い,大サバと共にカツオが現われた。スルメはカツオを嫌い海底に潜る。

   釣りをしながら内臓を取った時,サバの胃袋からイワシが洗われた。イカも同じく。
     二枚潮と荒れ出した海,その中を移動を利用して,カツオの流し釣りを試みたが食わなかった。
     イカは居るが釣るに条件は悪い。
                                                             04,10,03,鵜原沖近海,大サバ,スルメイカ釣り,


       漏れ出した釣り船


   快晴,天高く蒼空が広がり,北よりの微風,水澄む, 長閑な釣りが以外な事に遭遇する。
     船の漏水は次第に激しくなり,警報が鳴り続け,私が舵を握るようなる。

      判らぬ危険
   出船して時も経たず,船頭は船底から水を汲み出していた。
     気にせず竿を出すも運ぶバケツから甲板に油が少しこぼれ出している。


      警報機
   11時,船の
警報器が鳴り出し,
船底は溢れるばかりに漏れた海水に浸った。
     何だと焦る事なく釣る仲間,皆が船底を見たら大変な事となる。
   初老の船頭が,バケツを再び持ち汲み出した。余裕がなくなり
,は時折,私が握る事となった。

   前後だけだが,道糸の流れを見て下がれば後進させ,先に伸びれば前進させた。
     右手に竿を持ち,左手は舵を。足元はもう油に浸かっている。甲板は滑る事この上もない。

   ため息を続ける船頭に帰港を薦めるも,大丈夫だと,黙々と船室とトモを往復している。
     アタリが遠のくも移動させる事が,ままならなくなった。
   知らぬ間々,私の持ち物,全てが油に浸りだしていた。
     仲間は船の移動を勧めるが,私は幹事長に連絡した方が良いか,如何か考えている。


      鈍感な仲間
   岩井沖に戻り警報機なり続けるも, 皆,慣れたように落ち付いている。もう1時間も鳴り続けているが。
     ミヨシで入れ掛かりが始まり,私はベラ,キタマクラ,トラギスの外道の入れ掛かり。最後の1枚を上げ納竿した。

   底の機械室に水が漏れ,クラッチも浸かった。警報器は帰港するも鳴り続けていた。
     12時15分沖揚り。幡谷氏に帰港を告げ,船頭は漸くバケツを放した。

   帰宅して釣り道具,全てに
油が回っていた。船上では油の臭いが薄く
,帰宅して事の重大さを知る事になる。
     保存の為氷を購入するも,釣果の皮ハギは勿論,飲物やカッパに至るまで。全てを捨てる。

   幡谷氏に事情を説明するも小さなトラブルと潰された。
     この船は船主が中古船を買い,修理を終わったばかりと元締めの正木屋,親爺が語る。悪いのは船大工だと。
   謝りの言葉は,最後まで元締めも船主も,主催者さえなかった。

     他会とは云え虚しい釣行となった。一言の謝りで済むものを。
                                                              04,11,21,岩井高崎港,くめ丸,皮ハギ釣り,


       マンボー


   ヤリイカ釣り後半,沖合水深90mから150mに移動し,マンボーが現れた。カモメの群に現れたマンボーは背ビレのみ海上に出している。
     そのマンボーが左舷トモより真近に現れた。今まで見たサンシャイン水族館のマンボーよりでかい。
     動きは,ゆるやかで,のんびり,さ迷っているようにも思える。

   船頭は大き過ぎて捕獲は無理だと。モリで射せば食い付くが,凄い強力に船頭1人では支え切れぬとも。
     下手をすると小船を転覆させる力を持っている。
   潜らず捕まえられたとしても船に縛りつけ港へ引きずる以外ない。
     好奇心の強いマンボーは船首を廻り,左舷トモの私の所にも廻ってきた。
                                                                       05,03,20,鵜原沖,イカ釣り,

                                                                                 諸感Top,


       変わるハゼの縄張り


   この所,年に1度は子安に訪れている。昨年の大釣りが忘れられず出向くも,「マハゼ」は「ハゼもどき」の異常繁殖で形を変えていた。
     今年は子安で,「マハゼ」はデキハゼ以外全く見られなくなっていた。

   子安で4年前,初めて見止められた相模湾などで見られる「沖ハゼ」や「ウタウタイ」が増え出していた。
     温暖化で環境が変ってきたように思える。特に「ハゼもどき」「ウロハゼ?」は,この2年で勢力を伸ばした。

   「ハゼもどき」は甲羅が硬くより淡白な身を持っている。02年,市原椎津川今津で大繁殖し,昨年は横浜堀川でも独占し始めていた。
     今年は子安でも「マハゼ」を逆転する勢いで「ハゼもどき」が繁殖し,制覇する勢いに伸びた。
   真夏に見たハゼは「デキハゼ」のみ,引きが良いものは全て「ハゼもどき類」の入れ食いとなる。その後聞くも話題は「ハゼもどき」に始終した。
     何処へ消えたのか「マハゼ」が恋しい。11月20日現在,横浜での吉報は入らず。

   もう子安は例年のシーズンを終えている。墨田川も昨年以上に水温が暖かく,ハゼは落ちずに居る。今一番の筈の新山下,ダルマ船の情報もない。
     明後日はこの時期初めて木更津貯木場に「マハゼ」を求め出掛ける段取りでいる。
     今年はハゼの釣行も少なかった。それ故,期待は大きいが。
                                                                          05,11,21,自宅で,
   初めて訪れた木更津のどでかい貯木場はノベ竿のシーズンは終わっていた。ハゼ17cmを含め17,



       外海のカレー五目釣り


   高速を潮来で降り,快晴の星空は煌く星座で埋め尽くさせている。久振りオリオンから北極星を望んだ。
     工場群の煙突は煙を強い北風に乗せ大地に平行するよう流れ棚引いている。
     −5℃の割り車外は暖かい。釣友は昨日誘われた幡谷氏と早水君,フグと皮ハギを好む仲間でもある。

   航程20分,放射冷却と高い海水温の為か,沖に向かうにつれ気温は上がりだす。
     予報では北西風,波2→2.5だが陸風を受け,漁場は近場,大型船でもありウネリの気遣いもなくなった。

   昨年はシュサイフグ釣りで外道のカレーが以外に上がり,今年はカレーをメーンに変えたとの事。釣場は同一海域である。
     昨夜急きょフグ仕掛け,餌バリ,カットウバリ,共にダブルを作る。ただ現地で釣目はカレー1本に変更する事を告げられた。

   置き竿,手持ち皮ハギ竹竿
2本で攻める。
     焦る事なく初竿よりアタリがあり,小型27cmを含む入れ掛かり状態になった。交互にアタる竿。
   誘い間を空けた食い込みが竿を弓なりとさせ踊らせる。その引きは強引な程強い。走るカレーに竿を立てる。
     カレーは以外と温かい。濡れる手はかじかむ事もなく,釣果を伸ばした。

   更にウネリは治まり12月一番の凪日となる。近場のわり外海の広さを痛感する。遊漁船に民謡が流れた。馬鹿でかい音量が一時続いた。
     船頭の趣味か? 昔,久慈で同じような趣味の船頭に出会った覚えがある。
     陸地は霞み見えぬものの,右舷前方に筑波山の双耳峰が望まれた。

   カレーの入れ掛かりの中,最初の外道はマダコだった。絡みながらタモに入る。船頭の助けを受け,頭をひっくり返し内臓と墨を取り除く。
     釣れる中の移動も文句はない。又してもカレーは食いだした。風もなく無風となり陽差しも暖かさを与えだしている。

   中盤を過ぎ,今まで以上に激しく踊るホウボウがタモに入る。その後,ダブルのカレーにハリスを踏み,置き竿の
竿先を折った。
     隣りに折れた竿を作った幡谷氏が居る。なかなか話難いが修理も頼まなければ。
     竿にバネがなくなりバレと誘いが悪くなる。それでペースは落ちるも釣れていた。

   フグ良型3匹を含め流し毎に釣果を伸ばした。外道の食い上げの都度にアナウンスする船頭,外道は私が独り占めしているようだ。
     他船4隻を残し,カレー31枚を確保し納竿した。

                                                                       05,12,25,鹿島新港,豊丸,
                                                                                諸感Top,


       06年度,最後の最後に見付けたヤマベのポイント


   我が若波釣友会は皐月,梅雨期の年に2度,ヤマベ釣りがある。
     5月の例会,藤原川は前日がら続く強雨で川を増水させ土色の強い濁りを走らせていた。葦は倒れ流れに立ち込む勇気もなかった。
     ウキは水流に負け渦に巻き込まれる。運よく掛かるヤマベは小さかった。早くも朝方8時半,釣りを諦め納竿する。

   何故か諦めが早かった。竹の子採りに出向く。9時,雨は叩く強さとなり雷鳴が轟く。
     川は更に増水し川幅いっぱいをチョコレート色の流れに変えた。10時,会は入渓が危険と釣行時間を繰り下げた。
   山口さんの足立の釣会も入渓したが釣果は知れていた。我が会は以外によかった。その中,私はブービーの一つ上を位置した。
     何故かと馴染む仲間に釣果は竹の子となる。


   今年2度目のヤマベ釣り例会は6月上旬萩間川へ試釣する。水位なく再び藤原川へ。
     前日梅雨入りし,大雨,洪水注意報が発令するも,以外と水質はよかった。ただ相変わらずヤマベの食いは悪い。
   連続の最下位か? 食事もせず上流に立ち込み,歩き回るも10cm前後のヤマベ,量は知れていた。
     釣れる人と疎らな人,私はその下に居る。

   瀬で2匹獲り,新別所下流,竹藪に被われた広いトロ状の渓に入り込む。人は居ない。
     膝上の水流は以外と強く,走るヤマベも深いトロにアタリは出さなかった。浅い足場を探し,藪枝を避け竿をだす

   10時半,藪切れ手前でポイントを見い出した。水深40cm浅い場所でアタリ多く型もよい。
     ただオスを含め15cm前後,今回大型は見られなかった。沢一杯に流れる水,葦あるものの竹藪が両岸から被っている。

   空を閉ざし沢幅は15m前後,故竿15尺で遠投はできない。仕掛けが絡まぬようポイントに入れ込むのに苦労する。
     納竿時間11時半, 釣れる中,時間が刻一刻と進む。先月とは全く反対で時間が尊く思われた。

   竿の長さと空間を計算するも,食い続ける焦りが道糸を絡ませる。
     場所がら竿を横から振う事ができず,下流に流すには竿15尺を必要とした。
     斜め前方,足元近くに下から差し出すよう落す。すると流れに乗り最後手前で必ずアタった。その先にも枝木は被る。

   ウキに夢中になると天が疎かになり,とうとう時間内に3度仕掛けを絡ました。
     その都度,仕掛けの撤収と新しい仕掛けの替えに時間をロスする。それでもアタリ続けた。総重量1kを優に超えた。
   釣果は裾から上位へ抜けた。後30分の延長が欲しい。型よく最後に面白い釣りが続いた。
     今年最後のヤマベ釣り,例会は今年最大のポイントで終わりを告げた。

                                         06,05,28,帽釣,若波釣友会合同/06,06,18,若波,浅草釣遊会合同,藤原川,


       一握りのコマセ


      久し振りの静岡巴川,
   斉藤氏は対岸吐き出し前で朝からヤマベの入れ掛かり。周りとはダントツの勢いで釣り上げている。
     10m下流の私にも時折ヤマベが掛かるが今一。アタリは弱くツンツンの後の引きがなく,取れぬ釣りが続いた。

      一握りのコマセ
   9時,対岸斜め下流に栗原氏が入る。食い悪い私を見て,コマセを一握り蒔いて頂いた。ほんの一握り,それが幸いをなす。
     タナを10cm下げ,針は
赤虫3.5,ハリス9cmを赤サシ通しに替える。時を空けず食いだした。
   食いは今までと同じく浅い。アタリを溜めての引きでヤマベ8〜12cmが掛かりだす。それも極端な入れ掛となる。
     一流し半ばでアタリの90%を取る。次第にヘチにより竿2間半が
長くまだろしく思えた。対岸から蒔いた栗原氏のコマセは凄い。

   散らばったコマセは数分後にヤマベを集めた。私はヤマベを散らせぬよう自分のコマセを蒔く。何故か私一人の入れ掛が続いた。
     隣りの斉藤氏を抜き,手元に煌くヤマベが乗る。この下には数え切れない程のヤマベが居た。
   今回は一刻の流れが尊く,飲食を慎みウキ下のみに目を配る。
     舐めるウキに引き込むウキ。萩間川以来の入れ掛かりは見る見るビクにヤマベが詰まり,1kを超した。

      白サシ
   背で私の入れ食いを見て坪谷氏が隣りに入り込む。膝まつく私の前に立ち寄る彼,ヤマベが散り始めた。
     「這って来い」と怒鳴るも,入れ掛は20分程で失われ,彼は隣りに釣座を設ける事になる。
     同時に対面には藤本氏が竿を出し始めていた。

   自分の蒔きエサでヤマベを留ませるも散るヤマベ。栗虫食わず,
白サシに替え再び食いだした。
     ペースは落ちるも周りより順調に釣り上げていた。焦らず後半の釣りを楽しむ。浅い食いの中,通し差しが利いているようだ。
     型は12cmを超え,引き込むヤマベを堪能する。

   ビク半分は超えた。ラストは竿を冥一杯遠投し,川中央よりで心地よい引きを楽しむ。
     張っているせいか掛かりはよく,潜り込む良型ヤマベを竿を立て釣り上げる。
     ほんの一握りのコマセが呼び水を作り,横綱達と並び上位に立つ。今回は景品会でもあった。

                                                              06,12,03,19年度第1回本会,ヤマベ巴川,


      川鵜の驚異


   20年程前までは川鵜が群をなし上野,池之端から木場へ餌を求め通い続けてた。
     丁度我ガ家の上空を一直線に朝方は海辺へ,夕方は陽が沈む前に寝床の池之端に戻っていた。
     その編隊の姿が見事だった事を今も覚えている。

   それから5年程経ち川鵜は内地に餌場を変え,我ガ家のルートは失われた。
     1994年,若波釣友会に入会,ヤマベ釣りの折,鬼怒川中流の枝川を1本ずつ襲っている。
   それは年毎に栃木,群馬へと移り,関東周辺の中流河川の稚アユ,雑魚を食い荒らしていた。
     雑魚まで入漁料を取る遣り方に一因があるかも知れない。川魚の保護が却って,人の入らぬ河川を痩せらしている。

   鵜は一日に50g,体重の1/3の糧の魚を食べると云う。川鵜が河川を黒々と埋め,2,3日で川魚の群は消滅させ,次々河川を変えている。
     6,7年前には東海地方の河川も1本ずつ狙われ出していた。そして殆どの鵜が毎日日帰りで池之端に戻ると言う。
   静岡方面ではヤマベに限らず中フナ,中コイまで呑み込まれ,サギの襲来も増し,鵜,サギの喉を通らぬ大ブナ,大コイのみが残された。
     今年は土浦新川,黒部川で呑み込めず背側の傷ついたフナを何匹も見ている。

   全国に87万羽居ると云う川鵜の被害が全国に拡大していた。
     国は狩猟期間中は川鵜の指定を本年度より外し,鵜の被害を伝える報道も増えているが,減少の目はまだ見られずにいる。

   東京湾奥の海辺は護岸工事が進み,同時に稚魚の産卵,繁殖は抑えられた。
     川鵜は太田の野鳥自然公園さえ姿を現せず。逆に地方河川の釣場では鵜を見ない日はなくなっている。
     鳥類の過保護と釣人の乱獲が自然淘汰の世界を今,壊し始めている。

                                                                   07,05,30,TBSニュースを見て,


      望むハゼ釣り


   一番好きな筈のハゼ釣りが年毎に釣行が少なくなっている。
     考えると時間ができもっと行ける筈であった。会社を退き夏山山行が多くなったせいもある。
   ただ退職と共に,毎週釣り出掛けている筈のチャンスは今まで以上に少なくなっていた。
     妻と居る機会が多くなったのは事実であるが,今まで以上に週末は一緒に居たい気持もでてきた。

   妻に言わせれば「バカ!」と言われそうである。平日は平日。週末は週末だと私はまだ頭の隅から離れないでいた。
     時折妻は平日に出掛ければと聞く声も多くなった。竿をだし,ただ歩む岳だが大いに行きたい願望も強い。
   後何年両立して共に出掛けられようか?
     それを工面して出掛けるのも私の楽しみであるかも知れない。

   子安のハゼは昔の全盛期とは全く比べられぬものの,今年は少し復活した。大釣りは9月まで伸びた。
     近頃は木更津に出向くより,子安へ目を向ける方に気は多くなっている。
     釣れなくとも釣れると聞くとジッとしていられない私。兎も角ハゼ釣りは好きな種目の1つである。

                                                                      07年10月,自宅にて,


       パーフェクトのヤリイカ釣り


   釣れない流しが続く。昨日船頭より御宿沖より大型ヤリの群が入ったと連絡があり,勝浦沖に変更した。
     船は夜明けを前に重い雲の下,ややウネる波を切り,昨日のポイントへ。
   各港を出た遊漁船,漁船は夜明けと共に集まり始め,この海上で1つの船団になり,更に膨らまりだしていた。
     雨雲がドス黒く覆うも,明け方の白みは海原では早く,霞む陸地がおぼろに見える地点にでる。

   釣人は船頭も含め5人,一流しに1杯も乗らぬ状況が続いている。それでも中盤に入り各々が2,3杯は持っていた。私は0である。
     船団から離れ北側を迂回し移動するもアタリはなかった。特に私は前半の0を引きずっている。
   釣れぬと嘆く船頭に,黙り込む私達。潮の流れはネジレ,船頭に言わせると渦を巻いている。予想できぬ流れが海中を抜けていた。
     早く流されたり止まる潮,小さなウネリと共に北風が強く,今にも雨が降りだしそうだった。

      パーフェクト
   ここから一気に勝浦沖最奥部へでる。漁船「まさえい丸」はエンジンを轟かせ走る。40分程の距離,13海里の地点である。
     水深は170m前後,大陸棚で深さは変わらぬものの海底の根は荒々しい起伏を築いていた。

   高低の激しいい棚,右舷で祭り合っている中,好ポイントに入る。一度誘って大きな海底の窪地にサビキが落ち込んだ。
     碕礁深く落ちた所に流した途端,竿先が動かなくなる。間を空けず竿を揺るがすが動かぬ竿。根掛かりか?
     動かぬ仕掛けはビビたりとも動かず。重すぎる竿が大きく弓なりになるも道糸は動かずにいた。

   腰を構え踏ん張ると何かが動いた。浮いたより動いた感触が竿から伝わった。それにしても重い竿。
     巻けぬリールを如何にか2巻きし電動に替える。モゾモゾ巻上げるフルスピードに加速はできないでいた。

   巻きに乗り徐々に道糸が動く,電動はフルに動かすが又止まりそうになる。
     モーターは唸り漸く揚がりだすも両手は精一杯竿を握り,手巻きと同時の動作はできずにいた。
   冥一杯で動くリールはスローペースで巻き始めている。上げる途中での獲物の引きは判らぬ程重い。
     船ベリを竿の支えにし長い時間を費やした。大物が掛かっている。


   電動は唸り時間を費やす。右舷ではまだ祭り続けているようだ。間違いなく私の仕掛けは祭っていなかった。
     ただ動けぬ重みに40cmも離れていない竿掛けに置くのに骨を折る。掛けねばと気合を入れ半歩々横ズリ寄せた。

   漸く置けた竿先には大型ヤリイカが付いていた。それも海中へと連なっている。
6本ツノ全てにイカが掛かっていた。
     スルメイカではなくヤリイカである。パラソル級4杯をを含めオンパレードの釣果,仕掛けのツノ全部に掛かっていた。
   着底で即絡みついたイカ達,団子のように固まり重さを増していた。ヤリイカとしては珍しい動きだった。
     北風と釣座も良かったと思う。ビリが竿頭になった瞬間でもある。その後も3連のイカを獲る。

   ヤリイカが掛かるもアタリが判らなくなる。微妙になったアタリは何度か海面まで上げるが空振りも多い。ツノに乗る足もある。
     確実の取れたと思うもサバに邪魔されバレも多くなった。
     サバは船に付き離れないでいる。ドン底で1発で食うサバと待ち伏せしているかのような25cm程の小サバが船を回っている。

   ウネリは小きざみに揺れ東北東の風に変わり再び雨も降りだした。
     荒れ始めた海,最後にスルメイカ中を掛け,早めに10時半沖揚がした。帰港12時,

                                                                 09,05,24,勝浦沖,ヤリイカ釣り,


      アホウドリ

     2011年5月29日,NHK「ダウィンが来た!」の番組でアホウドリの特集が紹介された。
   その放送を見て14,5年前に見たアホウドリを想いだしていた。
     アホウドリは150年ほど前,北西太平洋の島々に分布し,個体数は少なくとも数十万羽いたと考えられていた。
   現在は全世界で伊豆の鳥島や尖閣諸島で総個体数は300〜350羽程度と考えられ,大部分は鳥島に生息している。

     アホウドリが減少したのが19世紀後半から20世紀前半,戦前に人間が主にアホウドリの羽毛フトンを輸出用に乱獲し,
   1949年に鳥島が噴火し調査された際発見されず絶滅されたとされていた。
     その後1951年鳥島で奇跡的に13羽の個体を発見し,特別天然記念物に指定され,
   復活を目指し保護対策には土木工事による繁殖地の整備,デコイや鳴き声を流し成功率を少しずつ上げてきている。


     私は1990年後半から勝浦沖の大陸棚で船釣りを定期的に始めだしていた。
   鵜原の漁船「まさいえ丸」5tに乗船し,3,4年目の春先だったと思う。大海原で「まさいえ丸」一隻がスルメイカ,底釣りを楽しんでいた折,
   初めてアホウドリに出偶わしている。成鳥になると全長は100pを超し,翼を広げると240p,体重は3kを超すと云う。

     そのアホウドリが船の周りを悠然と旋回し,翼を大きく広げグライダーの如く飛翔し降りてきた。風に乗り重い個体が滑るよう船に近ずいてくる。
   船頭は鳥島から来たと云う。
     バケツから中サバを取り,空に向かい投げ掛ける。すると圧巻するスピードで空間で捕え,トモの私の釣座から斜めミヨシに船上を横切った。
   意気よいよく舐めるよう向かってきた。どんどん近ずく個体は大きさを増す。

     鳥とは思えぬ個体がグライダーの如く飛び込んできた。その時アホウドリの擦れ違いに風を感じている。
   そのでかさと機敏さに迫力満点の優雅な動き,唖然と過ぎ去るのを見詰めていた。
   ヒナの餌は1ケ月から3ケ月間は親鳥が新鮮な魚,イカ等を呑み込み口移しで与えているという。


     アホウドリは夏の間は繁殖地の島を離れ,太平洋を北上しアリュウシャン列島からベーリング海に掛けての食べ物が豊かな北の海で過ごす。
   成鳥は秋には繁殖地の島に戻り,絶海の孤島で集団で子育てをする。
   10/末〜11/前半は産卵,12/末〜1/前半は65日で孵化,4/中〜下旬にヒナを島に残し海に飛びだす。

     また近年新たな繁殖地を作る為,ヒナを伊豆諸島鳥島から360q離れた小笠原諸島の聟島(むこしま)へ移住させ人工飼育させている。
   その努力は今年の3月に3年振りで6/10羽戻っている。今後毎年5年間に10羽ずつヒナを移住させるという。
   その後私はアホウドリと出会う機会はまだないが大海原での再会を願っている。

                                                                  2011,05,29,自宅にて,
                                                                            諸感Top,